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ウルフアロン徹底解剖 第6回【因縁の相手】デビューから5カ月…大阪城で迎える“逆襲の大一番”(全6回)

2026年1月4日、超満員の東京ドームで衝撃のプロレスデビューを果たした柔道五輪金メダリスト・ウルフアロン。

デビューから5カ月を経た今、彼は一体どんなプロレスラーになっているのか。

テレビ朝日のスポーツ番組『GET SPORTS』では、ウルフ本人に加え、棚橋弘至、永田裕志、真壁刀義といったレジェンドレスラーとともに、さまざまな側面からウルフアロンを徹底解剖した。

テレ朝POSTでは、この特集を全6回に分けて紹介。第6回のテーマは、ウルフの「因縁の相手」だ。

◆新時代のライバル候補

今、群雄割拠の新日本プロレス。ウルフにとって新時代の選手たち全員がライバル候補でもある。

その中で、因縁深いレスラーがいる。それが、凶器攻撃など反則行為を行う極悪軍団「HOUSE OF TORTURE」の現リーダー・成田蓮(28歳)だ。

2.11大阪では、デビュー戦でNEVER無差別級王者となったウルフに成田が挑戦。極悪非道な闘いでベルトを強奪し、ウルフのプロレス人生に初めて土をつけ因縁を生む結果に。

その3カ月後の5.3福岡でウルフが成田へ挑戦を表明し、2人の再戦が決定した。

野上慎平アナ:「あらためてウルフ選手から見て、成田選手はどんな印象でしょうか?」

ウルフ:「成田に対しては2月でああいう負け方もしてますし、この前のイベント(記者会見)で襲撃されて、僕の中でもかなり怒りが溜まっている。怒りながらも平常心を持ちながら、全てぶつけてぶっ倒したい」

棚橋:「心は熱く、頭は冷静にってずっと言われましたね」

ウルフ:「反則介入、せこいことを全部やってくるのはあるんですけど、技術力が高い選手なんですよね。あとは選手によって闘い方も変える。ラフ攻撃しなくても強い、だったらその強さを全部ぶつけてこいよとは思う」

ウルフも認める成田の高度な技術。時に背後から狙われたり、相手がコーナーの上にいたりという状況でも、関節技に持っていく能力を携えている。

そんな成田の技術に対し、レジェンドたちの評価は――

棚橋:「体格に恵まれて、柔らかいブリッジもある。しかもLA道場でしっかり下積みをして確かな技術力もあるなかで、さらにラフがあるので非常に厄介な選手ですよね」

永田:「それだけじゃダメだと思ったから、HOUSE OF TORTUREに入ったんじゃないですか? 若いときから技術は持ってる。俺もレスリングのスパーリングよくやりましたしね。それとは別にLA道場で柴田(勝頼)選手から蹴りや関節技、いろいろ教わっていました。

それで凱旋して、いまいち自分が登り切らないことを考えた上で、HOUSE OF TORTUREの誘いに乗っていった。ただ彼は最近になって反則ざんまいの中に、自分の確かな技術を少しずつ出すようになってきた。だからこんなこと言っちゃあれだけど、見ていておもしろいですよ」

そんな悪の殺法とテクニックが備わった強者をウルフはどう攻略するのか?

ウルフ:「まず僕が防がないといけないのは“足関節”。柔道では全く対策が必要なかったので、元々ロジックが僕の中にないもの。ある程度は考えて実践練習してるけど、やっぱり成田蓮の足関節の完成度はもっと高みにあるので、防げるだけの力を身につけないと自分の攻めに転じることができない。相手の良いところをしっかり防ぎながら、自分の形に持っていけるような試合…プラス介入もあるでしょう。何対何になるかわかりませんけど、全方位に意識を集中させる。

まずは自分ひとりの力でどこまで通用するか試したい気持ちが強いので、そこを追い求めていかないと僕の強さというのは、誰かに助けてもらうようでは僕自身の成長につながらない」

ここで、真壁からウルフへの提言も。

真壁:「俺はウルフにこの先さ、先頭切って見せてもらいたいものがあって。それは何かというと“怒り”なんだよね。怒りを見せてほしい、感情をリングにぶつけてほしいんだよね。そしたらどうよ? 見てる観客が『よし行けウルフ!』ってなるでしょ」

野上:「そういうウルフ選手を見たことがないですね」

真壁:「冷静じゃないといけないところもあるもんね」

ウルフ:「(柔道は)武道的な側面が強かったので、取り乱しちゃいけない感じはありました。いつでも平常心じゃないとダメみたいな」

永田:「プロレスはリング上で喜怒哀楽を思いっきり吐き出して表現する場所。このリングのカラーというものを、自分の試合によってさまざまなカラーにできる場所なんでね」

真壁:「新しいウルフが見たいよね、感情をむき出しにしたさ。柔道があったから、冷静でなきゃいけないのもまだ染みついてるから」

棚橋:「武道と相反するところでね」

真壁:「その反する部分を感情むき出しで見たいよね」

ウルフ:「プロレスは感情をむき出しにして相手を倒しに行くというところで、まだまだ僕は感情を出し切れてないところも多々ある。そこはしっかりと意識しながら試合・練習していきたい」

ウルフアロン、デビューから5カ月――磨き上げてきた技術とさらなる成長への糸口。

6月14日(日)の大阪城決戦では、因縁の相手・成田を相手にウルフが逆襲の大一番に挑む。

ウルフ:「成田蓮と闘うというところで、僕のモチベーション、怒り、いろんな感情が上がってます。その全てをぶつけて、どんなことをされようが、僕は僕のやり方で勝利を必ず掴んで、最高の形で夏につなげたいと思います」

※番組情報:
GET SPORTS

毎週日曜 深夜1:55より放送中、テレビ朝日系(※一部地域を除く)

『新日本プロレス大阪夏の陣!!逆襲のウルフ&新世代頂上決戦』
2026年6月14日(日)よる10:15~、テレビ朝日系全国ネットにて放送

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