ウルフアロン徹底解剖 第3回【規格外の技】デビュー戦で魅せた必殺技は「柔道では反則なんです」(全6回)
2026年1月4日、超満員の東京ドームで衝撃のプロレスデビューを果たした柔道五輪金メダリスト・ウルフアロン。
デビューから5カ月を経た今、彼は一体どんなプロレスラーになっているのか。
テレビ朝日のスポーツ番組『GET SPORTS』では、ウルフ本人に加え、棚橋弘至、永田裕志、真壁刀義といったレジェンドレスラーたちとともに、さまざまな側面からウルフアロンを徹底解剖した。
【映像】ウルフアロン、デビュー戦で魅せた“必殺技”は「非人道的な技」 柔道では禁止されている危険技だった
テレ朝POSTでは、この特集を全6回に分けて紹介。第3回のテーマは、ウルフの「規格外の技」だ。
◆動けば動くほど…“非人道的”な技
プロレス実況担当の野上慎平アナが紹介したのは、ウルフがこれまで繰り出した主な技の数々。
体落、逆三角絞、大腰、裏投、エルボードロップ、ラリアット、ハイフライフロー、ボディスラム、パワースラム、アングルスラム…といった柔道をルーツにした技からオールドスタイルのプロレス技まで幅広い。
とくに、1.4東京ドーム大会で必殺技として披露した「逆三角絞」は、一見すると柔道の絞め技かと思いきや、実はウルフ曰く「柔道では反則なんです」とのこと。その理由は…
ウルフ:「あの形は相手の頸椎を損傷させる恐れがあるんです。相手がうつ伏せになっている状態で、上から足をかけて三角をして絞め上げればOKなんですけど。自分と相手が両方上を向いた形で三角に入るというのは、柔道では反則。ただ、技術自体は柔道で習ってはいたので、プロレスに転化すると考えたときに、あの形になった」
デビュー戦で見せた逆三角絞は柔道のものとはどう違うのか? 若手レスラーの松本達哉を相手にウルフが実演することに。
柔道で使われる三角絞は、相手との位置関係が“直角”に近くなっているのに対し、1.4のフィニッシュになった逆三角絞は…
ウルフ:「相手が上を向いている状態ですね。この状態で絞めて三角を作る。こうすると相手の首が上に向くので、頸椎が危ないから柔道ではダメなんですけど、プロレスだったらOKなので」
逆三角絞は足の形こそ三角だが、相手との位置関係が一直線。この状態から絞め上げると頸椎を圧迫する可能性があるため、柔道では禁止されている危険な技だという。
さらに両腕の動きも封じることで、相手はタップもできないという破壊力抜群の技を、ウルフは「非人道的な技にはなる」と表現した。実際に技を受けた松本も、その威力を語る。
松本:「あのままいったら落ちる。タップできないし、抵抗もできない。もう固まっちゃっているので、下半身でどうにか動くのも(無理)」
ウルフ:「相手が動けば動くほど絞まってくる。動くとちょっとスペースができるけど、そこをまた絞めていけるので、動けば動くほど蟻地獄のように」
レスラーとなってから披露した逆三角絞。それは長年柔道家として体に染みついてきた技をプロレス仕様に磨き上げたものだった。
野上:「この技は今後も大事に使っていきたい技のひとつですか」
ウルフ:「そうですね。やはり立って良し、寝て良しの選手というのが隙のない選手だと思うので、柔道で培ってきた寝技の技術を転化していきながら、プロレスには足の関節技もあるので、その幅も広げていかなきゃと思っています」
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第4回では、ウルフの技の中から「ハイフライフロー」と「アングルスラム」の真実を紹介。ともにレジェンドレスラーの技を使う経緯や想いを語っている。
※番組情報:
『GET SPORTS』
毎週日曜 深夜1:55より放送中、テレビ朝日系(※一部地域を除く)
『新日本プロレス大阪夏の陣!!逆襲のウルフ&新世代頂上決戦』
2026年6月14日(日)よる10:15~、テレビ朝日系全国ネットにて放送








