菜々緒主演、はんざき朝未による人気コミックスを実写化したドラマ『無能の鷹』は、有能オーラが半端ないが本当は圧倒的無能というヒロイン・鷹野ツメ子を中心に展開していく超・脱力系お仕事コメディ。

10月25日（金）に放送された第3話では、“犬猿の仲な同期コンビ”鵜飼朱音（うかい・あかね、演：さとうほなみ）と鵙尾弓（もずお・ゆみ、演：土居志央梨）にスポットが当たった。

鵜飼をウザいと語る鵙尾だが、別の人が鵜飼を蔑むのは許せないようで…。

【映像】鵙尾弓（土居志央梨）の“激重感情”に痺れる！過去回想では“別人級”の姿も!?

◆「あいつの悪口を言っていいのは世界で私だけ」

いつもパーカー姿で、「だる…」が口癖の開発部エンジニア・鵙尾。

出世欲バリバリな同期の鵜飼とは犬猿の仲で、第3話、鵜飼が頼み事をしに来た際も2人の間には火花が飛び散っていた。

しかし、元々は高校時代からの友人で仲が良かった鵙尾と鵜飼。

学生時代の回想シーンでは、面倒くさがりゆえに楽するための努力を惜しまない鵙尾を鵜飼が褒めたことをきっかけに仲が深まる様子が描かれた。

当時の鵜飼の言葉を大切に想っている鵙尾だが、それでも今の鵜飼は気に入らないよう。

鷹野ツメ子（菜々緒）たちと休憩している場面では、「（鵜飼が自身の働き方を）こっちに強要するからウザいの」と愚痴をこぼす。

そこへ鷹野たちの同期・烏森皇子（からすもり・おうじ、演：永田崇人）が、「あー営業の鵜飼さんですね。わかります、たまにちょいウザいですよね」と、持ち前のあざとさと明るさをたずさえ話に混ざってきた。

すると、鵙尾は烏森のネクタイを掴み、「黙れ小僧」と『もののけ姫』のモロ顔負けのプチギレっぷりを披露。その後、「お前にサンを救えるか？」…ではなく「あいつの悪口を言っていいのは世界で私だけ」とすごむ。

昔のような仲良しとは違っても、鵙尾にとって鵜飼が特別な存在なのは変わらないよう。多様な友情のかたちのひとつが描かれた第3話だった。

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※番組情報：『無能の鷹』
毎週金曜よる11：15～、テレビ朝日系24局（※一部地域を除く）