2月12日（水）放送の『くりぃむナンタラ』では、前週に引きつづきドッキリ企画「もうええわを言わない相方たち」が開催された。

漫才の締めワード「もうええわ！」をツッコミが言わなかったら、ボケの相方はどんな反応をするのか？　ツッコミの大切さを再認識してもらう番組恒例の人気企画だ。

今回は『M-1グランプリ2024』ファイナリストのママタルト・大鶴肥満がターゲットとなり、意外なコンビ関係が浮き彫りになる場面があった。

◆ツッコミ消失！あってはならない非常事態

コンビ間でネタ作りを担当している相方・檜原洋平は、「僕がネタを書いて、いつもやってもらうぐらいの（関係）」とコンビのパワーバランスを明かした。

大鶴肥満に「こういう動きをやってほしい」と細かく指示したら、「まあいいでしょう」と偉そうに了承されることもあるといい、あまり感謝されていないようだ。

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そんな2人が披露したのは、初詣に行く漫才。ボケの大鶴肥満が独特な動きで神社の鳥居をくぐると、ツッコミ担当・檜原が「企業の新入社員のTikTokか！もうええわ」とツッコんで終わるというもの。

いざ本番がはじまり、ネタをはじめた2人は、大鶴肥満のダイナミックなボケと檜原の長すぎるツッコミで順調に笑いを取っていく。

そしてついにオチの場面へ。台本通りに大鶴肥満がボケるが、檜原の口から「もうええわ」の言葉が出てこない。そればかりか、一旦舞台裏にはけた大鶴肥満を「こっちに帰ってこい！」と再び呼び戻した。

戸惑いながら再登場した大鶴肥満は、何事もなかったかのように漫才を続ける相方に「ちょっと待ってどういうこと？」と困惑する。

台本にない展開に頭が真っ白になり、口をパクパクさせながら慌てふためく大鶴肥満。これぞドッキリというリアクションに、別室でモニタリングしていた有田哲平ら一同も大笑いだ。

やがて、檜原が「もうええわ」を言いそうにないと悟った大鶴肥満は、観念して漫才を継続することに。しかし、場をつなぐために意味不明なボケを繰り返し、「俺もうわかんなくなっちゃった」と完全に迷走状態に突入した。

そんな相方の追い込まれた姿がツボに入ったのか、仕掛け人・檜原は実に楽しそうだった。大鶴肥満の必死なボケにのけぞりながら笑い、アドリブツッコミも冴えわたる。

すると、大鶴肥満も自分のボケに思わず笑い出す。まるで仲良しの友人同士がふざけ合っているかのような2人の掛け合いに、モニタリングしていた堀未央奈は「楽しそう」と微笑んだ。

その後もエンドレスで続いた2人の“イチャイチャ漫才”。あまりの仲の良さに、上田は「男子校の昼休み」と例え、有田も「仕掛け人がいなくなってる」と苦笑。ドッキリ企画とは思えない展開に、スタジオはほっこりムードに包まれた。

番組終盤、ドッキリだとネタばらしされた大鶴はどんな反応を見せるのか？　上田からの意外なダメ出しも必見だ。

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※番組情報：『くりぃむナンタラ』
【毎週水曜】よる11：45～深夜0：15、テレビ朝日系24局（※一部地域を除く）