『Destiny』最終回、“真犯人”が取り調べで大爆笑!? 衝撃の振る舞いに「怪演すぎて息止まった」
6月4日(火)、ドラマ『Destiny』の最終回が放送された。
最終回、主人公で検事の西村奏(石原さとみ)は、野木邸放火事件、そして父が20年前の「環境エネルギー汚職事件」で自殺する原因をつくった“真犯人”と対峙した。
奏が迫真の取調べを進める中、追い詰められた“真犯人”が突然大きく笑い出し、このシーンが視聴者を驚かせている。
(※以下、最終回のネタバレがあります)
◆父の無念をはらすとき…奏VS真犯人
野木邸が放火された日の写真に写っていた不審者が秋葉洋二(川島潤哉)だと気がついた奏。
秋葉は、20年前に奏の父が自殺するきっかけとなった「環境エネルギー汚職事件」の被疑者・東正太郎(馬場徹)の父である元総理・東忠男(伊武雅刀)の秘書だった。
そしてついに、奏による秋葉の取り調べが始まる。
秋葉は火事の日の写真を見せられても一切動揺せず、「似てるだけでしょ」と返答。奏が厳しく問い詰めても「やってません」と毅然とした態度を崩さない。
対決姿勢が強まる中、奏は「質問を変えます」と秋葉の古い携帯電話(ガラケー)を取り出す。
そして20年前、検事であった奏の父親が事件捏造を疑われるきっかけとなった“謎のメール”を送った携帯電話と同じ物ではないかと斬り込んだ。
秋葉が素知らぬふりをすると、奏は秋葉が20年間にわたり料金を払い続け、携帯会社の有料サービスである「データ保存サービス」のみを使用していたことを指摘。調べの結果、そのサーバーにはメールのデータが残っていたことも突きつけた。
さらに奏は、20年前の偽装メールも、野木邸の放火も東忠男に指示されたのではないかと問いかける。
秋葉は「そうだと言えば、あなたは納得しますか? お父さんの恨みはらせますもんね」と奏を挑発。これに奏が「検事として真実を明らかにしたいだけです。それが私の仕事ですから」と真摯に告げると、秋葉は突然、肩を震わせ笑い出した。
奏は冷静に「なにがおかしいんですか?」と聞く。秋葉は「あなたを笑ってるんじゃあありません。自分が…おかしくて…」と再び“爆笑”した。
そして、メールは、保身のためには他人の命を狙うことも厭わない元総理・東忠男に対する保険のために残していたが、結果として自分の首を絞めることになったと話す。
「こんなことなら消しておけばよかったよ」と一瞬後悔したような表情を浮かべつつも、笑い続ける秋葉の姿はインパクト抜群。SNS上では、「怪演すぎて息止まった」「強烈に印象に残った」「人間味あるのか不気味なのかすごい犯人」と、演じた川島潤哉への絶賛も含め反響が寄せられていた。
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※番組情報:『Destiny』