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村上宗隆、メジャー移籍の立役者は30歳日本人アナリスト 一般企業からメジャーの舞台へ、「野球×数学」で掴んだ夢

村上宗隆が加わり、現在、地区首位を走るシカゴ・ホワイトソックス。そのチームで研究開発部・主任アナリストを務めるのが、日本人の安藤航さん(30歳)だ。

テレビ朝日のスポーツ番組『GET SPORTS』では、彼の貴重な仕事現場に密着し、その舞台裏を紹介してもらった。

「データを使って、どういう選手が今後どういう活躍をするのか予測するモデルを作って、それをGMやディレクターの方に伝えるのがメインの仕事です」(安藤さん)

選手たちのデータを独自開発したツールで分析し、そこから選手の特徴を把握。さらに、新戦力のスカウティングにもデータを活用しているという。このデータ分析によって獲得を後押しした選手が、ほかでもない村上だった。

「パワーもすごいですが、理想の打球角度でそのパワーを最大限に活かすことができるのがメジャーリーグでもすごいなと思っています。選球眼もすごくよくて、(NPB時代は)毎年16.2%のフォアボール率で出塁していたので、そこも評価しました」(安藤さん)

その分析通り、村上は現在ホームラン、フォアボールともにチーム上位の数値を記録。安藤さんの見立ての正確さが、見事データで証明された格好だ。

こうした安藤さんの仕事ぶりは、球団幹部からも一目を置かれている。ジン・ウォンGM補佐は「球団の方針やシカゴの街の特色から、村上にうってつけの球団だと説明してくれました。彼の分析と評価は、選手獲得についてチームが判断を下すうえで、とても役立っています」と称賛する。

◆「野球×数学」の平行線が交わった瞬間

そんな安藤さんだが、最初からメジャーリーグで働いていたわけではない。アメリカで一般企業に就職するも、メジャーリーグで働く夢を追い続けていた。

「ずっと野球をやっていて、メジャーリーグの球団職員になりたいという気持ちが強かった。自分で自由研究のような形で(データ分析を)始めて、打球の速度・角度・方向が大事だと気づきました。『このバッターは、この球場だったら20本くらいホームランが少ない』みたいな研究結果が出たりしたので、面白かったです」(安藤さん)

その探求心と分析力を武器に信頼を勝ち取り、夢だった舞台で7年目のシーズンを迎えている。

「野球は全然上手じゃなかったんですけど、(野球と同じくらい)数学が好きだった。この2つの平行線が交わると気づいた時、こういう仕事が楽しいなと思いました。常にチームに貢献できることを目指しています」(安藤さん)

番組情報:『GET SPORTS

毎週日曜 深夜1:55より放送中、テレビ朝日系(※一部地域を除く)

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