
『新婚さんいらっしゃい!』55周年特別企画!香川で45年続く「劇団員全員が家族」の大衆演劇団へ
5月24日(日)の『新婚さんいらっしゃい!』は、番組55周年特別企画として香川県へ。
MCの藤井隆と井上咲楽が、金比羅山のふもとに芝居小屋を構え、45年にわたり活動を続けてきた大衆演劇「劇団扇子家」を訪ねる。
劇団員は、0歳の赤ちゃんから86歳のレジェンドまで、親子4世代・総勢13人。全国的にも珍しい“全団員が家族”のファミリー劇団だ。
総座長の次女である妻との結婚を機に、舞台経験ゼロながら劇団へ加入したという夫。家族と舞台とともに歩む新婚生活を知ってほしい――そんな願いを受け、2人は香川県まんのう町の芝居小屋へ向かう。
「芝居処 扇子家」に到着すると、まず出迎えは、舞台姿の新婚夫婦。妻は0歳から舞台に立ち、芸歴は27年。一方の夫は、昨年の結婚を機に劇団入りしたばかりで、芸歴はまだ1年という最若手だ。
新婚トークは、家族や常連客に見守られながら、劇場の舞台上でスタート。
高校時代、弓道部として大会の抱負を語る1年上の夫に「なんてかっこいい人!」と衝撃を受けた妻。姉を迎えに行くふりをして、隣のクラスをのぞきに行き、遠くから一目見られればその日は幸せ。まさに“推し”として見つめていた存在だった。
しかし当時、2人が直接会話をすることはなく、夫は卒業後に広島の大学へ。妻も地元香川の企業に就職し、つながりは消えたかに思えた。
ところが、ここで動いたのが妻の姉。妹に彼氏がいないことを案じ、交際していた現夫に「誰かいないか」と訊ねたところ、唯一の親友だったという“妹の推し”の名前を挙げる。
そこで興奮した姉はキューピッドになるべく、4人で回転寿司へ行くことに。憧れの相手を前に妻は緊張で何を食べたかも覚えていなかったが、夫とは“穴子好き”という共通点で距離を縮める。帰宅後、姉夫婦を通じて連絡先を交換し、やがて交際が始まった。
交際から3年がたった頃、夫は広島のホテルでプロポーズ。
結婚することは、妻が0歳から立ってきた舞台、そして家族の劇団に関わることでもある。
それでも夫に不安はなく、むしろ平日は仕事、週末は舞台に全力を注ぐ妻の姿に「尊敬しかなかった」という。
さらに夫は、妻の父から「お客様への結婚報告をどうするか」と相談されると、迷わず舞台への出演を決意。ずっと劇団を見守ってきたお客様に、妻の夫が誰なのか分からないままではよくないと考えたのだ。
新年の公演では、妻が舞台上で結婚を報告した。さらにその月の舞踊ショーでは、妻と父、母、そして紋付き袴姿の夫がサプライズで登場し、4人で「娘よ」を披露。妻は白無垢姿。最後に夫が舞台に現れ、妻と手を取り合うと、客席は涙に包まれたという。
お披露目のための1カ月限定出演のはずだったが、観客の歓声や祝福、何より妻が喜ぶ姿を見た夫は、「恩返ししないとな」と感じ、出られるときは舞台に立つことを決めた。芝居未経験の新婚夫は、こうして劇団の一員となったのだ。
かつての「推し」が、いまや舞台で共に汗を流すパートナーとなった、まさに少女漫画のような新婚生活の舞台裏に迫る。
番組ではさらに、歌舞伎俳優・尾上右近からのサプライズメッセージも紹介される。右近は約11年前、番組企画で「劇団扇子家」の一員として舞台に立ち、家族と7日間寝食を共にした縁がある人物。当時高校生だった妻や姉の姿もVTRに残っている。
今回、夫は妻に内緒で東京・歌舞伎座を訪ね、右近に結婚を報告。妻は「いつ行ったん!?」と驚き、右近からの祝福に感激する。
そして、1時間スペシャルならではの大企画も。妻からの突然のお願いで、藤井と井上が「劇団扇子家」の舞台に急きょ出演することに。
挑戦する演目は「沓掛時次郎」。化粧、セリフ覚え、稽古、衣装合わせを経て、井上は大衆演劇の舞台に初挑戦。藤井は総座長との立ち回りに挑む。
本番では、藤井と井上の夫婦シーンに加え、総座長との決闘も。しかし、立ち回りの最中に藤井のかつらが取れるハプニングが発生。さらに「女房と息子のことを頼んだ」と言いながらなかなか死なない藤井に客席は大爆笑。涙を流して笑う観客も出るなど、まさかのコラボ舞台となる。
※番組情報:『新婚さんいらっしゃい!』
2026年5月24日(日)午後0:55~午後1:55、ABCテレビ系列全国ネット





