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「YouTubeよりも漫才のネタを考えたい」時代と逆行するタカアンドトシが目指す“終着点”

「YouTubeよりも漫才のネタを考えたい」時代と逆行するタカアンドトシが目指す“終着点”

2月10日(金)、ABEMAで放送された『有田哲平の引退TV』

#6では、前回引退勧告人で登場したタカアンドトシが、錦鯉から引退勧告をされた。

錦鯉・渡辺隆から引退を勧められるなか、YouTubeをはじめとしたさまざまなSNSが自己表現の場となっているという話題に。

タカは「俺らが中学校の頃はお笑いをやりたいといったらテレビに出るしかなかった。でも今はYouTubeでやればいいじゃんってなる。やってみておもしろくなかったら終わりみたいな」と自論を展開。

続けて「俺たちの場合は何年もかけて辿り着いてやって。(YouTubeが普及していることで)すぐ結果が出るから、すぐ諦める人も多いだろうなって。だから、これからのM-1グランプリは芸人というより、漫才が好きなM-1オタクしか出ない大会になるんじゃないか」と、お笑い界の未来を冷静に分析する一幕も。

これには渡辺も「テレビは枠があるけど、YouTubeは枠がないですからね」と同調。

続けてタカは「すぐできるからこそ今まで発掘できなかった才能も見つけられるけど、頑張って努力して10年後に咲く才能も早めになくなっちゃうかもしれない。だから、また違う芸人が増えるのかな」と推測した。

◆終着点は“NGKのトリ”

番組終盤、タカトシと同期であり親交の深い錦鯉・長谷川雅紀が、SNSにまつわる2人のエピソードを語るシーンも。

長谷川は「タカトシも考えたんだって。YouTubeどうするって。でも結局、俺たちは漫才師だからYouTubeのネタを考えるなら、漫才のネタを考えようって。それでNGK(なんばグランド花月)のトリを目指そうって。めちゃくちゃカッコいいじゃん、この話。北海道の人でNGKのトリ取った人っていないんだよ。時代と逆行しているけど、これこそ生き残るというかさ」と興奮気味に語った。

タカは「結局、YouTubeやっても何やっていいかわからなかったんだよな」、トシも「わからないことをやるよりも、自分たちが昔からやっていることを伸ばしたほうがいいでしょ」と続ける。

さらにタカが「俺たちなんか漫才しかできねぇんだわ。目の前の人間を笑わすことしかできねぇんだ」とやや芝居がかったふうに語ると、すかさず渡辺も「じゃあ引退しましょう!」と誘導。

そんな渡辺のなんとしてでも引退へ舵を切ろうとする姿勢に、トシも「そこは感銘受けるところだろ!」、タカも「漫才師全員に謝れ!」とツッコミを入れ、場を笑わせた。

※番組情報:『有田哲平の引退TV

<画像はすべて(C)AbemaTV,Inc.>

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