三浦翔平が松坂桃李のライバルに！岸本加世子＆MEGUMIら『あのキス』キャスト一挙解禁

2021.03.25

出世願望も恋愛願望もなく、何をしても壊滅的にポンコツなスーパーの従業員・桃地のぞむ（松坂桃李）と、ある日出会った漫画作者・蟹釜ジョーこと唯月巴（麻生久美子）＆見知らぬおじさん（井浦新）による衝撃の“入れ替わり”ラブコメディー『あのときキスしておけば』。

4月30日（金）スタートの同作に出演するキャスト陣が、このたび一挙解禁された。

本作で蟹釜ジョーこと唯月巴（麻生）が漫画『SEIKAの空』を連載している雑誌、『週刊少年マキシマム』の副編集長・高見沢春斗を演じるのは三浦翔平。

『SEIKAの空』連載当初からの担当で、作者・蟹釜ジョー（つまり巴）の一番の理解者でもある高見沢は、実は巴の“元夫”。ともにヒット作を生み出し、お互いの恥ずかしいところを知っているからこそ、両者の信頼関係は現在でも揺るぎないものとなっている。

巴の突然の死に驚き、悲しみながらもなぜか上がってき続ける『SEIKAの空』の原稿と、突然現れた桃地、そして「あたしが蟹釜」と名乗る珍妙なおじさんに疑念を抱く高見沢。

映画『天外者』やドラマ『Ｍ愛すべき人がいて』（テレビ朝日系）など、近年話題作への出演が続く三浦が、今作でもその強烈な存在感で物語に彩りを与える。

巴の母・唯月妙を演じるのは、さまざまな映画・ドラマで“母親役”を演じてきている岸本加世子。母一人子一人の家庭だったため、巴とはケンカもしながらとても仲のいい母娘で、娘の訃報には悲しみに暮れることに。

しかし、娘の葬式に現れた奇妙なおじさんに泣きながら「ママー！！！」と叫ばれ、さらには家にまで押しかけられ、どうにも受け入れがたい事実と向き合わなくてはならなくなった妙。娘を亡くしながらも現実を受け止め、前を向いて生きていく母親の姿を岸本が抜群の演技力で描き出す。

そして、巴の魂が入り込んでしまった“見知らぬおじさん”こと、田中マサオ（井浦）の妻・田中帆奈美を演じるのはMEGUMI。そう、実は謎に包まれた“田中”には、妻子がいたのだ。ドラマが進むにつれ衝撃の事実が発覚し、桃地と巴は“田中家”の物語にも巻き込まれてゆくことに。

2019年にブルーリボン賞助演女優賞も受賞し、『アノニマス』（テレビ東京）や『おっさんずラブ-in the sky-』（テレビ朝日系）など、近年ますます女優としての活躍も目覚ましいMEGUMIが、秘密をもってしまった夫に翻弄される妻を好演する。

◆個性豊かな登場人物が続々！

ほかにも物語を彩る個性豊かなキャラクターが続々判明。

桃地の勤務先である「スーパーゆめはな」の青果売り場のリーダー的存在で、桃地に恋の助言を与える経験豊富なおばちゃん・郷田ひと子役には、『知ってるワイフ』（フジテレビ系）や『共演NG』（テレビ東京）など数々の作品に出演し、その唯一無二な存在感で強烈な印象を残す猫背椿。

本社からやって来た嫌味でクセのつよいエグゼクティブスーパーバイザー・反町真二役には六角慎司、一見穏やかでいい人そうなのに実はある“闇”を抱える水出清美役には阿南敦子、そして青果売り場のベテランさんでつかみどころのない謎の女性・李善善役にはうらじぬのが決定。キャラクター、役者ともに一癖も二癖もある個性派たちが顔を揃えた。

また、高見沢が務める『週刊少年マキシマム』の編集部の顔ぶれも決定。

編集長の生馬忠士役にはヨーロッパ企画の角田貴志、編集部員の木之崎眞役には『オオカミくんには騙されない』で話題沸騰の藤枝喜輝、栗山まりえ役には2018年9月に「第2回ミス美しい20代コンテスト」グランプリを獲得した川瀬莉子、いつでもどこでもサスペンダーの田村恭平役には板倉武志といった俳優陣が名を連ねる。

そして、井浦演じるマサオとMEGUMI演じる帆奈美の息子・優太郎を演じるのは、窪塚愛流。俳優・窪塚洋介の息子であり、モデル・俳優として活躍する彼がついにテレビ朝日のドラマに初出演する。