『緊急取調室』連ドラ最終回直前でまさかの任務失敗!「最悪の失態だ」メインキャストもブチ切れ
主人公・真壁有希子(天海祐希)が取調べを行う専門チーム“緊急事案対応取調班(キントリ)”のメンバーとともに数々の凶悪犯たちと心理戦を繰り広げるドラマ『緊急取調室』第5シーズン。
12月11日(木)に放送された第8話では、有希子たちが取調べでまさかの失敗。警視庁副総監・磐城和久(大倉孝二)が「嘆かわしい。最悪の失態だ!」と激怒する、ハラハラの展開が描かれた。
(※以下、第8話のネタバレがあります)
◆「これが最後のチャンスだ」
第8話では、警察学校で教官・滝川隆博(玉山鉄二)の指導のもと射撃訓練が行われるなか、学生のひとり・宮本健太郎(大橋和也)が構えた拳銃が暴発し、同期生・中里美波(森マリア)を撃ってしまうという前代未聞の事態が発生した。
これが過失だったのか故意だったのか、有希子たちが宮本に取調べを行うと、彼は言い訳することなく「暴発じゃない。狙って撃ちました」と自白。しかし、同期を撃った理由についてはまったく述べようとしなかった。
すると警察学校の同期から、じつは宮本が中里に好意を寄せており、外出に誘うも断られたという証言が寄せられる。
有希子は「振られたぐらいで撃つ?」と疑問に思うも、小石川春夫(小日向文世)は「ゼロとは言えない。追い詰められた人間の感情はあなどれないからね」と返答。しかし被害者の中里は、宮本に対して怒りや恨み言を吐く様子はなかった。
こうして事件の真相が見えてこないなか、有希子たちは宮本に揺さぶりをかけるため、本当に中里に振られたのか聞いてみることに。
有希子が「あなた中里美波さんに付き合ってほしいって言ったそうね」と切り出すと、宮本は「は?」と困惑した表情に。そして宮本は深くため息を吐き、「それ、誰の話してんだよ!」と激怒した。
怒りでようやく口を開いた宮本から真相を聞き出そうと、有希子は「宮本くん誤魔化し続けられると思ってる? 彼女が回復したら、あなたとの間に何があったか話すでしょう。隠してもいずれは明らかになる。そうなる前に自分の口から話してほしい」と畳みかける。
これに小石川も「少しずつでも話してくれないか」と乗っかると、宮本は「息ぴったりだな」と2人のコンビネーションに感心した様子を見せた。小石川が「そう。どんな捜査も1人ではできない。警察学校でも教えられただろ?」と返すと、宮本は「ああ…散々。嫌になるほどな!」と再び情緒が乱れ始める。
そして有希子たちが再び宮本に「黙っていることはあなた自身を苦しめ続ける」「我々は君を助けたいんだ」と訴えた瞬間、宮本は「もう終わった…終わったんだよ!」と叫び、小石川を突き飛ばし暴れだした。
この取調べの結果、有希子たちは上層部から、「なんだこれは、被疑者が聴取中に公務執行妨害。こんなの取調べじゃない。それでもキントリか!」「取調べ課程でこういう結果をまねかないためにこそ、君たちの存在価値があったんじゃないのか!」と責められる事態に。
この失敗を受け、警視庁副総監の磐城も「嘆かわしい。最悪の失態だ!」と失望を露わにした。
そして磐城は「これが最後のチャンスだ」と告げ、もし今回の事件を解明できなければキントリの処分だけでなく、キントリを再招集した自分も辞表を出すことになると語った。
大ピンチに追い込まれたキントリ。はたして次回迎える最終回で、無事事件の真相に辿りつけるのだろうか?
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※番組情報:『緊急取調室』
毎週木曜よる9:00~、テレビ朝日系24局











