ももいろクローバーZのリアルな姿を配信するテレ朝動画のオリジナル番組『ももクロChan』。

＃776は、人気コーナー「っぽいキング30」をお届け！

◆夏菜子、褒められず不満？

10代から活動してきたももクロも、今や平均年齢30歳超え。教養ある大人のレディーを目指すべく、人気企画「っぽいキング」がリニューアルした。その名も「っぽいキング30」。

正解ではなく“一番正解っぽい”回答を競うゲームが、30代バージョンになり、難易度も上がったというわけだ。

今回は、「離れ離れになった幼なじみと再会して『あのときの約束、覚えてる？』に続くそれっぽいセリフを考えてください」というお題の続きから。

百田夏菜子は「あなたの30歳のお誕生日に、もしまたここで会えたらせーので言おうって。ずっと大好きだったよ」と、真正面からの恋愛シチュエーションを披露した。

しかし、メンバーの反応はイマイチ。「いいねぇ！」と褒められるはずだった百田は、やや納得がいかない様子だ。

結局「幼馴染の再会」っぽいキングには、玉井詩織の「庭に植えた梅ができたら、一緒に梅干し作ろうって！」という、おばあちゃんの幼なじみストーリーが選ばれた。

◆あーりん、ライブ終わりは孤独？

続いてのお題は、「夜道で『大人の孤独を感じた瞬間』に言うっぽい独り言」。

ももクロの4人にはあまり孤独なイメージはないが、佐々木が「ライブ終わっておうち帰って、ひとりで寝るときとか、さっきまであんなに人いたのに…って気持ちにならない？」と話すと、メンバーも同意する。トップアイドルならではの感覚だ。

この問題について「正解が一個しかない」と豪語したのは、高城れにと東京ホテイソンのショーゴ。

高城は「あー。星がキレイだぁ」と回答したが、本当に出したかった正解は「ブラジルの人ー」だったそう。孤独を感じた高城は、空を見上げてつぶやくか、地面に叫ぶかのどちらかだという。なんとも極端だ。

一方、自信ありげだったショーゴが「I miss you 月がキレイだった」と答えると、スタジオは静まりかえった。ショーゴは思わず「ちょっと待ってください、こんな空気になる筋合いはないです！」と弁解するが、誰にも響かない。

そんななか、秀逸だったのは玉井と東京ホテイソンのたけるだ。

玉井は「はぁ…3日はカレーか…」と生活感あふれる回答を披露。「孤独を感じながらも自分のためにカレーを作る、がんばってる女の子の物語です」と、そのストーリーを説明した。

そして、たけるの「まいばすけっと、こんなところにもあるんだぁ〜」には、ももクロ全員が「あーわかる！」とうなずいた。都市生活者の詩情が、住宅街にふと現れるスーパーマーケットの明かりに投影されている。これは確かに見事だ。

結果、「大人の孤独を感じた瞬間」っぽいキングには、たけるが選ばれた。

◆れにちゃん、最年長の貫禄！

ラストは、名言問題。マリリン・モンローの名言「ときどき嫉妬をしない結婚生活なんてひどく味気ないわ。でも、嫉妬は◯◯のようなもの。ほんのちょっと必要なだけ」の空欄を“っぽい言葉”で埋める。

正解は「ステーキにかける塩」だが、高城と百田の「スパイス」、玉井の「ブラックペッパー」はひねりがない。たけるの「納豆のからし」と佐々木の「しゅうまいの上のグリーンピース」はおもしろいが、マリリン・モンローっぽくはない。

ここでショーゴが「チーズにかけるパセリ」という妙におしゃれな回答を繰り出し、「マリリン・モンロー」っぽいキングとなった。

そしてゲームセット！　第10代っぽいキングには、高城が選ばれた。

これが、ももクロ最年長の貫禄だ。一方、グループ唯一の20代で来年30歳を迎える佐々木は、「来年、本領発揮できたらなと思います」と宣言していた。

番組中盤では、ももクロニュースのコーナーも。

今夏、3年ぶりに開催された『ハマの夜祭り番長襲名記念 ももクロ夏のバカ騒ぎ2025 in 横浜スタジアム』の舞台裏を紹介する。

本番前やライブ終了後のももクロの素顔はもちろん、総勢88名のダンサーチームや、台風によって困難を極めたライブ会場の設営など、こちらも見逃せない。

9月12日（金）早朝5時からBS朝日で放送される『おはよう！ももクロChan』もお見逃しなく！