主演・橋本環奈、4月スタート新ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』 累計360万部突破の人気小説を実写化
この春、橋本環奈が、朝ドラ後初作品となる新ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』でテレビ朝日連ドラ初主演を務めることが決定した。
『天久鷹央の推理カルテ』は、医師が医学的な知見と診断能力を武器に謎多き事件や現象を鮮やかに解決していく本格医療ミステリー。
本作で橋本は、医師役に初挑戦。他に類を見ない能力と個性をもった天才ドクター、というかつてない役どころに挑む。
橋本が演じる主人公・天久鷹央は、驚異の知能を誇る診断医。各科で「診断困難」と判断された病気の原因を解明する診断医は、日本では現状あまり馴染みがないが、海外では権威ある存在。しかも、超人的な知識と洞察力をもつ鷹央の診断能力は、他の追随を許さない。
自閉スペクトラム症の特性から、人の気持ちを読み取りきれず、歯に衣着せぬ物言いもしばしば。一方、いざ診断となると、周囲もひれ伏す能力を発揮。患者のごく些細な言動も決して見逃すことなく即座に分析し、さまざまな症状の奥に潜む根本原因を見極めていく。
そんな超越した頭脳と、医師としての圧倒的な知識や洞察力を駆使し、不可解な症状や難事件、果てはこの世の理を覆す超常現象の謎までも、医学的観点から解き明かしていくことに。
医師だけに見える所見を糸口にあらゆる謎に斬り込む前代未聞のニューヒロイン、天久鷹央の活躍から目が離せない。
◆アニメ版も話題沸騰!知念実希人の大ヒットシリーズ
©知念実希人・いとうのいぢ/ストレートエッジ
ドラマの原作は、ベストセラー作家・知念実希人が上梓した『天久鷹央の推理カルテ』シリーズ。
映画『仮面病棟』(2020年)、連続ドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(2022年)や『となりのナースエイド』(2024年)など、自著が次々と実写化され引く手あまたの知念が「ライフワーク」と公言する自身最大のシリーズ小説だ。
現役の医師でもある知念が実際の症例をもとに想像力を膨らませて描いた骨太の医療ミステリーは瞬く間に人気を博し、シリーズ累計360万部を突破。今年1月からはアニメ版の放送・配信もスタートし、大きな話題を呼んでいる。
そんな傑作シリーズを初実写化するにあたり今回、精鋭スタッフが集結。
映画化もされた『イチケイのカラス』(2021年~)や、『ブルーモーメント』(2024年)、『絶対零度~未解決事件特命捜査~』(2010年~)など話題作を手掛けてきた浜田秀哉が脚本を執筆。
さらに、『99.9-刑事専門弁護士-』シリーズ(2016年~)や『TRICK』シリーズ(2000年~)、『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(2024年)など数多くの大ヒット作で異彩を放ち、前出の『仮面病棟』でもメガホンを取った鬼才・木村ひさしが演出を担当する。
◆三浦翔平が橋本と本格初バディ!
さらに本作には、三浦翔平も出演。『警視庁いきもの係』(2017年)でも共演した橋本と本格的に“初バディ”を組む。
三浦が演じるのは、鷹央が部長を務める「統括診断部」に派遣された内科医・小鳥遊優(たかなし・ゆう)。人の気持ちが分からない鷹央とは対照的に、人の気持ちを巧みに読み取りつつ、鷹央のことも軽妙かつハートフルにフォローしていく小鳥遊は、まさにホームズの相棒・ワトソン的存在の人物。
鷹央×小鳥遊が繰り広げる丁々発止の凸凹名コンビぶりは必見だ。
◆橋本環奈(天久鷹央・役)コメント
――ご出演が決まった時の率直なお気持ちをお聞かせください。
もともと原作小説が好きだったので、ドラマ版のお話を頂いた時からずっと、楽しみにしていました! 第一段階としてビジュアルから鷹央先生に近づけたらいいなと思い、髪も久々にレイヤーを入れつつバッサリと切りました。
天才ドクターという役柄は初挑戦ですし、難しい医療用語や長ゼリフも多いので、ちょっと怖い気持ちもありますが(笑)、何よりも「やっと撮影に入れるな!」とワクワクしています。
――天久鷹央をどんなふうに演じていきたいですか? 役の魅力と併せて教えてください。
鷹央先生はさまざまな謎など、自分が興味を持ったことに向かって突っ走っていくんです。そのワクワクした感じや、オタク気質がかわいらしいなって思います。一方で、実は内面に不安を抱えているところもあって、そのギャップがすごく素敵。そこを大事にしながら演じたいと思います。
演じる上で重点的に頑張りたい難関は…やっぱりセリフです! 覚えるだけでも今までで一番時間がかかりそうですし、今日から滑舌の練習をしようかなって思うくらい、今は9割以上セリフのことしか考えていないです(笑)。
というのも、自分のセリフだけでいっぱいいっぱいになって、休憩中にスタッフや共演者の皆さんとワイワイできる楽しい時間を共有できなかったら、もったいないですから!
また、今回みたいに温度感がなく、つらつら重ねていく感じのセリフ回しは初めて。どんなテンション感でやるかも含めて、現場でつかんでいくことになるとは思いますけど、どこへどう着地するか楽しみです。
――本格初バディを組む三浦翔平さんの印象も、改めて教えてください。
翔平さんと前回ご一緒したのは『警視庁いきもの係』。私はまだ10代で、ドラマの経験もほぼない状態だったんですけど、翔平さんは誰に対しても分け隔てなくラフな感じで、明るく接してくださって…! 今も変わらず、とても温かい翔平さんとまたご一緒できてうれしいです。
翔平さんは、当時の打ち上げで披露してくださった数々のモノマネも全部似ていたくらい、本当に器用な方! 「何でもできちゃう」という言葉は、翔平さんにピッタリな言葉だなって思います。今回は、そんな翔平さんと“全然違うキャラクターのバディ”を演じるということで、どんな掛け合いのテンポ感や空気になるか楽しみです。
――視聴者の皆様へメッセージをお願いいたします。
いろんな謎を解き明かしていく鷹央先生を、心から楽しんで演じたいと思います! ぜひ楽しみにしていてください。
◆三浦翔平(小鳥遊 優・役)コメント
――ご出演が決まった時の率直なお気持ちをお聞かせください。
原作小説を読ませていただき、“医療×ミステリー”という2つの要素が交わった骨太で面白い内容を読者としてすごく楽しませていただきました。ただ、これを自分たちが実写でやるんだ…と別目線から見た瞬間、ちょっとしんどかったです(笑)。
というのも、僕が演じる小鳥遊は鷹央先生にこき使われ、あちこち休む間もなく出ずっぱり! しかも、セリフが本当に長いし、専門用語も多いんです!…。ですが、プレッシャーを感じると同時に、楽しみでもあります。
――小鳥遊優をどんなふうに演じていきたいですか? 役の魅力と併せて教えてください。
小鳥遊は芯があって、真面目な先生。過去にはいろいろあったようですが、それを経て鷹央先生とバディになることで、彼の良さがさらに出てくるのかなとイメージしています。
そんな小鳥遊は、基本的に“受け”の役どころ。周りの登場人物全員の受け芝居をしなきゃいけないので、大変ではありますが、とにかく受けて受けて全部拾えれば良いなと思います。
あとはセリフですね。医療用語の意味もちゃんと調べて理解しておかないと、動きがリアルにならないと思うので…。ちゃんと落とし込むまでに、いつもの倍の時間がかかるかもしれない。大変な3カ月になるかと思いますが、全力を尽くしたいと思います。
――本格初バディを組む橋本環奈さんの印象も、改めて教えてください。
しっかりとバディを組むのは初めてですが、環奈さんは天才なので安心しきっています!!
自分はセリフ覚えが悪いし、数回NGを出したらメンタルがボキッと折れる人間ですが…(笑)、環奈さんはセリフ覚えも早いし、本当に何でもできる! これから3カ月、助けて下さい(笑)!!
――視聴者の皆様へメッセージをお願いいたします。
どんでん返し続きのドラマなので、視聴者の皆さんで犯人を予想し合うのも面白いんじゃないかと思います。また、このドラマは病気のこともちゃんと詳しく描き、またミステリー要素も詰まっています。
笑いあり、涙あり、たくさんの感情を動かせるドラマになると思いますので、皆様ぜひご覧ください。
◆知念実希人(原作者)コメント
橋本環奈さん、三浦翔平さんという素晴らしい俳優に主人公たちを演じて頂けることになり、心から嬉しく思っています。私が生み出した『天久鷹央の推理カルテ』という小説の世界を、俳優や制作陣の皆様がさらに素晴らしい映像作品へと昇華して下さるのを原作者として、そして一人の視聴者として心から楽しみにしています。
◆浜田壮瑛(テレビ朝日プロデューサー)コメント
ミステリー、医療、サスペンス、ヒューマン、コメディ、ラブストーリー。お好きなジャンルがどれかひとつでもあれば、存分にお楽しみいただけること間違いなしです。
原作・知念先生の温かなエールを胸に、多様な魅力(とセリフ量!)をぎっしり詰めこんだ幕の内ドラマを、この春新たにお届けします。ぜひご期待ください。
※番組情報:2025年4月期 新ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』
2025年4月22日(火)スタート!毎週火曜よる9:00~9:54放送、テレビ朝日系24局