世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。

11月30日（土）の放送では、インドネシア・レンボンガン島を特集した。

【映像】インドネシアの珊瑚を守る！「私は水の中の庭師」

小さなリゾートアイランド・レンボンガンには美しい宝がある。珊瑚礁の海だ。

それを守っているのは、クルーズ会社で働くココさん。島の珊瑚修復プログラムの責任者として珊瑚の保護・再生活動をしている。

自ら海に潜り、珊瑚のケアもするココさん。「私は水の中の庭師。ここは潮がよく変わるので豊かな栄養があり、珊瑚育成に適しています」と話す。

プログラムが立ち上がったのは2017年。観光客にも参加を呼びかけている。

病気や折れた珊瑚を回収し、元気な部分を丁寧に取り分けて、台に括り付ける。それを再び海に戻す。

手間を惜しまず、小さな命を守る頼もしい海の庭師だ。

ココさん：「今私が満足できなくても、次の世代は私たちが築き上げた海を満足してくれるでしょう」

健やかな珊瑚の庭を未来へ――。

なお、次回12月7日（土）放送の『港時間』では、インドネシアのロンボク島を特集。世界中のセーラーたちに愛される素敵なマリーナを紹介する。