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『ポツンと一軒家』捜索隊、聞き込みで“25年前から空き家”と判明も…新情報で別の一軒家へ!

日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』

8月18日(日)は、ゲストに西岡德馬と生田絵梨花を迎えて放送される。

秋田県でポツンと一軒家を発見。一軒家の左右に美しく整備された田んぼが並んでいるのが印象的だ。

秋田空港から車で走り続けること1時間以上、山がすぐそばに迫る田園風景が広がる集落へと向かった捜索隊。

住人の87歳男性に声をかけると「衛星写真で見てもわからないですね」と笑いつつも、「このポツンと一軒家のある山の中というのは、かつては50軒ほどの集落だったんです。今では、暮らしておられる家は1軒だけです」との説明が。

当初向かっていた一軒家も25年前から空き家であることが判明。だが、今も女性が一人で暮らしているという一軒家を教えてもらえることに。

さらに、「案内してもいいよ!」という男性の厚意を受け、捜索隊は男性とともに新たに情報を入手したポツンと一軒家を目指す。

田んぼ沿いの道を延々と進んでいくと、田んぼ越しに寄棟屋根が印象的な古民家が見えてくる。山間の谷に沿って森を切り裂くように切り拓かれた敷地に、田んぼが並ぶ美しい風景のなか、まさにポツンと家が建っている。

「そういえば、ここはポツンと一軒家ですね」と笑いながら出迎えてくれたのは82歳の女性。24年前に夫を病気で亡くしてから、この地で一人暮らしをしているそう。女性がこの地に嫁いできたのは60年ほど前、19歳のときだったという。

花嫁衣装を着て、田んぼのあぜ道を歩いて嫁入りした当時を振り返り、「当時は未舗装で泥まみれのあぜ道で。文金高島田が汚れないようにと、モンペと長靴を履いて。こんなにも歩くとは思いませんでした」と、嫁いだ当時は複雑な気持ちだったとか。

だが、亡き夫が好きだったという山菜料理を捜索隊に振る舞いながら、この地での暮らしぶりを語る。

築100年という趣のある母屋だが、この地は豪雪地。「冬場は寒さが厳しく、室内でも上着が必要なほど」だと語り、現在では寒さの厳しい冬場は、東京にある息子の自宅で2拠点生活をしている。

「なんでもある便利な東京で暮らすよりも、この家で体を動かしているほうが落ち着くんです」という女性。静かな山の中で不便ながらもゆったりと重ねていく時間は、この地でしか感じえないものだという。

スタジオでじっくりとVTRを見つめていた生田は「生き方の豊かさは、こういうところにあるんだなと、すごく感じました」と語る。

西岡も「あらためて生きがいを感じることのできる豊かな生き方、というものを深く考えさせられました」と、今回のポツンと一軒家での暮らしぶりに感銘を受けていた。

※番組情報:『ポツンと一軒家
2024年8月18日(日)午後7:58~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット