オードリー・若林、しくじり激白！遊びのバスケで大ケガ「おじさんだからぜんぜん治らない」

2021.06.10

過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティ『しくじり先生　俺みたいになるな!!』。

6月7日（月）の放送では、番組開始から約8年、ついに“担任”のオードリー・若林正恭が教壇に立ち、「42歳のおじさんが高校生気分で遊んだバスケでケガをして各所に大迷惑をかけちゃった先生」として授業をおこなった。

◆バスケで大ケガのしくじり激白！

収録開始早々、「今回のしくじり先生は…私です！」と教壇で宣言した若林。思わぬ展開に「えー!?」「どういうこと？　本当に？」「ウソだろ!?」と教室は大騒ぎ。

「実は私、大きいしくじりをやっちゃったんです」という若林の告白に、生徒たちは「何やっちゃったんですか！」と震えるばかり。

そんな生徒たちに若林が明かしたしくじりとは、“遊びのバスケで靭帯を損傷し、全治2か月の大ケガを負い各局に迷惑をかけた”こと。

若林は「おじさんだから、6か月たってもぜんぜん治らないんですよね…」とぼやくが、そのしくじりの根源には“自分がおじさんだということを忘れていた”という致命的なミスがあった。

中学時代はラグビー部、高校時代はアメリカンフットボール部と、若かりし頃しっかりとスポーツをやってきた若林だけに、年齢を重ねていっても頭の中の身体能力は高校生のままだったと反省した。

◆NBAスターに憧れてシュート練習開始！

授業では、「若林がいつのまにか“老林（ふけばやし）”に。おじさんが趣味のスポーツでケガをするメカニズム」と題し、ケガをしてしまった経緯を振り返っていくことに。

40代に入り、周囲の友人たちがみな結婚し、一緒に遊ぶ人がいなくなってしまったという若林。ひとりでできる趣味を見つけなければと思っていた矢先、アメリカ・ヒューストンにひとり旅に出かけ、NBAの試合を観戦。

そこでジェームズ・ハーデン選手が試合終了寸前で3ポイントシュートを決めるのを目の当たりにした若林は、「その瞬間、恋に落ちたね。“キュンキュンキュンキュン”って日向坂（46）の曲が流れるぐらい」とハーデンに魅せられたことを告白！

バスケットボールはまったくの初心者ながらも、自分も3ポイントシュートを打ってみたいと思いはじめ、仕事帰りに公園のバスケットコートに立ち寄ってはひとりでシュート練習に励む日々を送るようになったという。

最初は自身のフォームを確認するため動画を撮影していた若林だが、次第に誰かに見てもらいたい気持ちが芽生え、元バスケ部であるハライチ・澤部佑に動画を送るように。すると澤部から、「うまいっすね！　バスケやってましたっけ？」という返信が…。

すっかり澤部からのおだてメッセージに気をよくしてしまった若林は「ここでも恋に落ちちゃって…」とはにかみながら告白し、もっとほめてもらいたい一心で、次々と動画を撮ってはいそいそ澤部に送っていたことを明かした。

◆“若様”ならぬ“老様”は「ヒザに響くね…」

さらには、なんとシュート動画を自身のインスタグラムにアップし、「いいね」をもらって悦に入っていたことも激白。

「まさか自分がこんな行動を取るとは…」「頼まれてもいないのに子どものころの写真を載せて、“かわいいね待ち”の人いますよね？　自分も同じことをやってたっていう…」と話す若林に、生徒たちも「これはたしかに“らしく”ないな」「イメージと違うな」とビックリ。

そして、そんな若林をもっとその気にさせたのは、澤部から送られてきた「ジェームズ・マサヤス・ハーデン！」というメッセージ。冷静になればイジられていることがわかりそうなこのメッセージを、若林はまさに額面どおり受け取って気持ちよくなってしまったという。

送り主の澤部は「ツッコんでくれるかと思って書いたんだけど…そのまま飲み込んで気落ちよくなってるとは思っていなかった」と弁明したが、平成ノブシコブシ・吉村崇からは「これはよくないよ！（番組での）“側近衆”としての働きはプライベートでやっちゃダメ！」とたしなめられていた。

授業の途中には、生徒たちから「見たい」とうながされて、「ボールを見るの、もうトラウマになってるのよ…」と言いながら練習で磨いた連続レッグスルーなどのドリブルテクニックを教壇で披露するひと幕も。生徒たちからはいつもの“若様”ではなく「老様（ふけさま）～！」というかけ声が飛び、「“老様”はヒザに響くね」と自虐で笑いを取っていた。