阿部サダヲ×松たか子、第1話から積み上げられた至高のクライマックス…涙の再プロポーズに「号泣」「ガチでかっこよかった」<しあわせな結婚>
脚本・大石静、主演・阿部サダヲ、ヒロイン・松たか子が集結したドラマ『しあわせな結婚』。
本作は、50年間“独身主義”を貫いてきた人気弁護士・原田幸太郎(阿部サダヲ)が、運命的に出会ったミステリアスな美術教師・ネルラ(松たか子)と電撃結婚するも、次第に妻が抱える大きな秘密が明らかになっていく、というマリッジ・サスペンス。
9月11日(木)に放送された最終話では、幸太郎とネルラが離婚してしまう展開に。しかし終盤で、幸太郎がネルラに“再び夫婦になりたい”と熱く訴え、SNS上では「幸太郎が粘り強くて良かった…」「泣いたよ」と感動する視聴者が続出した。
(※以下、最終話のネタバレがあります)
◆ネルラの“もうひとつの秘密”が明らかに
15年前、ネルラ(松)の元婚約者・布勢夕人(玉置玲央)を殺した真犯人がネルラの弟・鈴木レオ(板垣李光人)だと暴き、レオと一緒に警察に真実を話しに行った幸太郎(阿部)。
しかし、このことでネルラは、自分と幸太郎にとっての“しあわせ”が違うと感じ、離婚を切り出す。最終話では2人がすでに離婚して1カ月経ったところから物語が始まった。
ネルラは新たに美術館の絵の修復の仕事に就き順調に次の道を歩んでいたように見えたが、突然失踪してしまう。
幸太郎が刑事の黒川(杉野遥亮)に依頼して、ネルラが残していった本文のないメールの復元を進めると、じつは布勢の事件が起こる前、ネルラは遊び心で布勢の画風を真似た絵を描き、それが画商に評価されたことから布勢の作品をネルラが代わりに描くようになっていたことが判明する。
そして幸太郎は、布勢の作品にオークションで高値がつくようになったことを思い出して走り出す。
一方、ネルラは、かつて布勢の名前で出した自分の絵が出品されるオークション会場にスタッフとして潜り込んでいた。
ネルラが大きなハサミを持って絵の保管場所に辿りつくと、そこに幸太郎が現れる。
戸惑うネルラに幸太郎はハサミを置くよう言うが、ネルラはハサミを置こうとしない。そんなネルラに幸太郎は「この絵を傷つけて、罪に問われたいとでも思ったの?」と尋ねた。
これに対しネルラは「わたしが遊び心であんなことしなければ、あの人は本来の道を堂々と歩めただろうし、今でも生きていたと思うから」と答えるが、幸太郎はすかさず、「思うから何なの?」「きれい事を言うなよ。そんなのただの自己満足だろう」と返す。
黙り込むネルラに幸太郎は粘り強く、「ナヨナヨしたネルラはネルラじゃない」「15年前のことを、今更悔やんでも意味はない。過ぎたことは過ぎたことだ。今を大切に力強く生きればいい。君は“股関節の女”だろう! 股関節を開いて力強く生きる女がステキだと言ったじゃないか」などと、2人の間で過去にかわされた言葉もまじえながら声をかけ続けた。
そして幸太郎は、「もしそれで君が背負う苦しみがあるなら、俺も一緒に背負うから。だから…だからもう一回結婚しよう」とネルラに歩み寄りプロポーズする。
「離婚したくなったらまた離婚すればいい。また追いかけて、結婚しようって言うから」と言う幸太郎に、ネルラは「幸太郎さんが粘り強くてよかった」と微笑み、しあわせそうに抱きついた。
第1話では、幸太郎とネルラが夫婦になるまでがまさに“電撃婚”といったかたちで一気に描かれプロポーズシーンはTELASAで配信中のスピンオフドラマでしか描かれなかったが、最終話にして幸太郎のプロポーズがじっくりと描かれ、思わず心を打たれる展開となった。
最終話のクライマックスとなる再プロポーズシーンに、SNS上の視聴者は「ガチでかっこよかった」「号泣」「世界一いい男」と盛り上がっていた。
こうして幸太郎とネルラは再び夫婦となり、物語はいよいよラストシーンへ。“しあわせな結婚”を体現するようなエピローグにも注目だ。
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※番組情報:『しあわせな結婚』