妻は沖縄ミスコン界の3冠女王!アタックした夫の原動力は「テレビに妻が出ていたから」
8月17日(日)放送の『新婚さんいらっしゃい!』に、妻が“沖縄ミスコン界の3冠女王”という新婚さんが登場する。
全国3都市を周りながら5週にわたるスペシャル「MC就任3周年!3都市サンキューツアー」。
2週目は、前回に引き続き沖縄県での出張収録で、2000年に世界遺産に登録された首里城の公園内で行うことに。
妻は2017年に「泡盛の女王」、2019年に「ミス沖縄」、そして結婚後の2023年、29歳のときには琉球王国時代の歴史を伝えていく観光大使「首里城王妃」の座に輝いている沖縄ミスコン界の“3冠女王”。
一方の夫は、本人いわく「家族全員ミーハー」。鹿児島県の離島・徳之島出身で、芸能人を見る機会がほぼなかったこともあり、パチンコ店の営業やテレビのロケがあれば見に行くような家庭で、この日も両親が徳之島から観覧に来ていた。
そんな2人の出会いは5年前の冬。沖縄市在住の妻が、大学時代の友人が集まるからと珍しく那覇市へ出かけたときのこと。
女子5人、誰も彼氏がいなかったので、「声をかけられたら、一旦ついて行こう」というノリに。夫も徳之島の友人が沖縄で結婚式を開いた流れで、せっかくだから国際通りで飲もうと、たまたま訪れた居酒屋で隣同士になったという。
ところが夫は酔い潰れ、2人の間に会話はなし。しかし翌日、夫がインスタグラムを見てみると、昨日見た子のアカウントを発見する。「泡盛の女王」かつ「ミス沖縄」で、フォロワー数も桁違い。酔って記憶をなくしたことを後悔し、すぐにDMを送り食事に誘う。
妻はそれに対し、今まで“ちゃんとしてる”友人ばかりで、夫のようなヒゲ男と縁がなかったことから興味をもち、2人で居酒屋へ行くことにしたという。
しかし当日、夫が繰り出すのは、「会った一番すごい有名人は誰か」「給料はいくらか」など、“ミス沖縄”への質問ばかり。約2時間、自分への感情がわからず妻は困惑。そこから3カ月に1度ほどのペースで、「ときどき会う友達関係」になっていく。
そのきっかけも「見ていたテレビに妻が出ていたから」といったミーハーな原動力。しかし会うたびに花束をくれる夫のギャップに妻は惹かれだし、夫も「会うたびにだんだん好きに」なっていったという。
そんな不思議な関係が続いて1年。夫と小学校からの付き合いで、徳之島に住む親友が「沖縄で一緒に遊ぼう」と誘ってきたことが転機となる。
実はその友人は、1月の『新婚さん』の出張収録に出演していた漁師で、この日も観覧に来ていた。夫は親友を観光へ連れて行こうにも、美ら海水族館ぐらいしか知らない。
そこで観光行事親善大使のミス沖縄である妻にダメ元で電話したところ、まさかのOKが。「沖縄県をPRする立場として断れない」からと、3人で観光地を巡ったという。
シメの居酒屋に行ったとき、夫の親友が「2人はどういう関係なの?」と質問。友達だと言いながらも、お互い「いいと思っている」とわかり、「もう付き合えよ!」とけしかけられたことで、ようやく交際がスタートした。
その翌日、予想外の事件が。夫は徳之島に帰省し、両親と飲んでいたところ、母が「最近彼女はどうなの?」と訊いてくる。ドヤ顔で「ミス沖縄と昨日付き合った」と自慢するも、まったく信じてもらえない。
そこで妻が安倍元首相と写る記事を検索して見せつけたところ、夜中3時だったにもかかわらず、夫の母は「テレビ電話しなさい」と寝ていてすっぴんだった妻に強襲。さらに「明日、徳之島に来なさい」との無茶ぶりが…。
フェリーは朝7時、妻は4時間で準備して8時間かけ島を訪れたが、その間も夫と連絡は一切つかず、港に着いても誰もいない。電話すると夫は明らかに寝起き声で、母ともどもまったく覚えておらず大パニックに!
その夜は夫の妹の成人祝いで親戚一同が集結し、大盛り上がり。浮かれた夫は周囲の人々に「ミス沖縄」だと自慢紹介する。珍妙な両親への挨拶となったものの、距離は一気に縮まり、2022年11月の結婚へと至った。
ラストは夫からのサプライズで、「こういう機会なので手紙を書いてきた」という思いのこもった内容に、妻から美しい涙がこぼれ落ちる。
※番組情報:『新婚さんいらっしゃい!』
2025年8月17日(日)午後0:55~午後1:25、ABCテレビ系列全国ネット