『ドラえもん』のび太のパパがこぼした“サラリーマンの本音” 「大人ってかわいそう」と思わず同情
国民的アニメ『ドラえもん』をいつでもどこでも楽しめる視聴サービス「ドラえもんTV」。
過去に放送された約1,300話以上のエピソードが見放題で、毎月特集される作品を無料で視聴することもできる。
今月のおすすめエピソードとして紹介するのは、『パパもあまえんぼ』(2014年6月13日放送)。
のび太のパパ・野比のび助の知られざる本音が描かれた、心に染みる名作だ。
◆おばあちゃんにパパを叱ってもらおう
のび助といえば、ドラえもんやのび太からは“パパ”と呼ばれ、穏やかで優しい父親として知られるキャラクター。のび太に似たおっとりとした性格で、日々サラリーマンとして働き、家族を支えている。
そんなのび助が見せた意外な一面とは…。
ある晩、酔って帰宅したのび助は、顔を真っ赤にして玄関で歌い出すなど大騒ぎ。ママにたしなめられても、「俺はこの家の主だぞ! 一番偉いんだ!」と大声でくだを巻き続ける。
普段と違う父の様子に困ったのび太は「パパを叱ってもらおう」と、亡くなったおばあちゃんに頼ることを思いついた。
ドラえもんと一緒にタイムマシンを使い、亡きおばあちゃんの元へ、酔いつぶれたのび助を連れていくことに。
◆母の前で、ようやくあふれた本音
目を覚ましたのび助は、死んだはずの母親と再会し、「母さん!?」とびっくり!
おばあちゃんは「元気そうだね。毎日ちゃんとやってるのかい?」と、立派になった息子の成長に目を細める。
「もちろんだよ。これでも一家の主だぞ」と強がって振舞うのび助だったが、「なんでも一人で抱え込んじゃダメだよ」と優しく諭されると、感情があふれ、ついに母の膝の上で泣き崩れてしまう。
「すごくいじわるな部長が僕のことイジメるの…」
家族には言えなかった本音が、ポロリとこぼれる。一家の大黒柱として日々戦うのび助が、母の前で子どものように素直に“甘えたい気持ち”を解放した瞬間だった。
その姿を見たドラえもんは「大人ってかわいそうだね」と、しみじみ同情する。
ドラえもんが語った大人の辛さとは? のび太も納得の“名言”が飛び出す。
※配信情報:テレ朝動画 『ドラえもんTV』
月額550円(税込み)
※番組情報:『ドラえもん』
毎週土曜日 午後5:00~午後5:30、テレビ朝日系24局