吉田鋼太郎、天海祐希と初共演！『緊急取調室』メインゲストで「とっても疲れる」

2019.06.13

天海祐希演じるプロの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班（通称・キントリ）」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げるドラマ『緊急取調室』。

本作が、6月13日（木）放送の第9話より最終章へ突入！

吉田鋼太郎をメインゲストに迎え、構成メンバーの正式変更という局面に立たされたキントリが挑む“最後の事件”を描く。

©テレビ朝日

その事件とは、キントリがかつて自供を引き出せなかった“同級生殺人事件”、そして本件との関連性が疑われる“医大生殺人事件”。有希子らは藁にもすがる思いで、両事件の被告と被疑者をつなぐ元中学の校長・染谷巌（吉田鋼太郎）を訪ねるが、捜査は混迷を極める。

そんなシーズン3最大にして最難の事件を2週にわたって描く最終章で、初共演を果たした天海と吉田。

「吉田鋼太郎さんの舞台は何度も拝見し、その確固たるお芝居にいつも圧倒されていました」という天海は、初共演の現場でも吉田の芝居に驚嘆。「たくさんお話もさせていただき、これだけ引っ張りだこである理由が分かりましたし、私ももっと頑張らなければ…と思いましたね」としみじみと語り、さらに気を引き締めたようだ。

©テレビ朝日

吉田が演じる最終章のキーパーソン・染谷巌は、キントリが追う2つの事件の被告・北山未亜（吉川愛）と被疑者・藤井卓生（坂東龍汰）をかつて山の土砂崩れから救出した元中学校長。寡黙ながらも熱い思いを胸に、定年後は防災講義に励んでいる男だ。

その設定ゆえに、今回は「この作品の特徴である“言葉の銃撃戦”よりも、心理的なやりとりの方が圧倒的に多いんです」と吉田。しかし、スタジオ前室で撮影合間に繰り広げられる“言葉の銃撃戦”はたっぷり堪能したよう。

天海も、「鋼太郎さんから『何なんだよ!?　オレ、この後のシーンでセリフがたくさんあるんだよ！』とツッコまれことがあったんですよ。そこで私たちも『いや、こういう座組なんです。すみません』と申し上げつつ、おしゃべりを再開するという…（笑）」と、ある日の風景を述懐。

「スタッフの皆さんが自由に泳がせてくださるのをいいことに、伸び伸びしすぎですよね！」と自らにツッコミを入れる軽妙なトークで場を和ませた。

◆撮影も残りわずか…天海祐希、現在の心境を吐露

©テレビ朝日

また天海は、「この雰囲気を大先輩方も楽しんでくださっていることが、また幸せで…。『この作品に出たかった』とおっしゃってくださるゲストの方も多いですし、撮影が終わってからも現場を覗きに来てくださる方もいらっしゃって、ありがたい限りです。皆さんに育てていただいている現場であり作品だな、と改めて感じます」と、その謙虚な胸の内を明かす。

そんなキントリの現場に残された日はわずか。現在の心境を尋ねると天海は、「私自身もとても好きな現場なので、本当は毎日をもっと楽しみたいのですが、撮影も佳境の今は山場続き。何よりも撮影できちんとやり遂げなければならないことを念頭に置いている状態なので、日々があっという間に過ぎてしまうんです」と真摯な眼差しで告白。

「とにかく今は全撮影が無事に終わることを祈りつつ…！最後まで走り続けたいです」と力強く宣言した。

なお、吉田は本作出演について以下のようにコメントを寄せている。