テレ朝POST

次のエンタメを先回りするメディア
menu

4日間で8万6千人動員。“異次元”のスポーツフェスティバル「FISE(フィセ)」とは?

4月19日(金)~21(日)に、広島県の“旧広島市民球場跡地”にて行われる「FISE WORLD SERIES HIROSHIMA 2019」。

BMXパーク、パルクール、ボルダリング、ブレイクダンスなど、25種目を超えるアーバンスポーツが一同に揃うこの大会、通称「FISE(フィセ)」だが、一般的にイメージされる“スポーツ大会”とは異なった様相を呈している。

◆スポーツ界の「黒船になる」

「FISE」は、1997年にフランス・モンテペリエで誕生。5日間で50万人以上を動員した年もあるなど、高い集客力を誇るイベントだ。日本では昨年はじめて広島で開催され、4日間で 8万6千人が来場した。

それほどの観客が集まるまでに人々を惹きつけられているものは何なのか――。

まず前提として、アーバンスポーツは「選手が競技を“楽しんでいる”」のが大きな特徴だ。そう話すのは、大会を主催する日本アーバンスポーツ支援協議会・渡辺守成会長(国際オリンピック委員会委員)

「従来のスポーツは、競技を楽しんでいるというより、勝つことに執着しているイメージがありますが、アーバンスポーツは“エンジョイしながら強くなっていく”要素が大きいのが特徴です」(渡辺会長)

また選手だけではなく、観客も同様に楽しんで観戦ができる空間となっている。

入場無料、事前登録さえすれば自由に出入り可能。加えて、 いわゆる“観客席”はほとんど見受けられず、観客は基本的に立ち見だ。音楽フェスティバルのように、ときには選手のパフォーマンスに声をあげながら自由に観戦している。

そして、観戦以外にも訪れた人が“楽しめる”エンターテイメント要素が充実している。フードエリアで食事や飲み物を楽しめるほか、昨年は、ボルダリングやパルクール・トランポリンなどの体験ブースが設けられ、スポーツ観戦だけではなく、大人も子供も自ら楽しめる会場演出が施されていた。

会場内で、同時間に複数の競技が行われているため、会場内を自由に移動しながら複数の競技を見ることができ、老若男女が個々の思うままに1日“その場”を楽しんで過ごすことができる。 そのような点から、従来のスポーツ観戦とは大きく異なるスタイルといえるだろう。

渡辺会長は、この大会がスポーツ界の「黒船になる」と語っている。

「一つのエンターテイメントとして、皆で盛り上がって、楽しめるようになっています。まるっきり“異次元”で、それが次のスポーツのあり方となっていく可能性があると思います」(渡辺会長)

◆五輪のメダル候補が続々登場

出場選手は、五輪のメダル候補が目白押しだ。

「BMXフリースタイル・パーク」の中村輪夢(りむ、17歳)は、自転車のパーツの“リム”から彼の名前を付けたというBMXライダーの父親をもち、その影響で3歳から競技をスタート。数々の大会で優勝を飾り、15歳でプロに転向した。

「BMXフリースタイル・パーク」は2020年の東京五輪で新たに追加される種目であり、中村はメダル候補として注目されている。

「スケートボード・ストリート」の池田大亮(18歳)は、10代前半から海外のコンテストで頭角を現し、昨年2018年、アマチュアの世界最高峰のコンテスト「TempaAM」で日本人として初優勝。

 

今年2019年、そのプロコンテストである「TempaPro」でも日本人で初めて表彰台に上がり、東京五輪では金メダルを目標に掲げている。

また、映画『HiGH&LOW』シリーズで魅せた驚異的なアクションが話題となったパルクールアスリート・ZENも出場予定。Instagramのフォロワーは約27万人(2019年4月時点)と、若い女性に圧倒的な人気を誇り、前大会でも会場を沸かせたパフォーマンスに注目が集まる。

多くの来場者が見込まれ、昨年を超える大盛況間違いなしと予想される今年の「FISE広島」 。これまでのスポーツの常識を覆す“異次元”のスポーツフェスティバルから、今後も目が離せない。

※番組情報:AbemaTV『FISE WORLD SERIES Hiroshima 2019 04.20』
放送日時:4月20日(土)午前11時30分〜
放送チャンネル:SPORTS LIVE1

AbemaTV『FISE WORLD SERIES Hiroshima 2019 04.21』
放送日:4月21日(日)あさ9時55分~
放送チャンネル:SPORTS LIVE1

LINE はてブ Pocket
関連記事
おすすめ記事