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横山だいすけ、ドラマ出演に意気込み「だいすけお兄さんの色は“ゼロ”に」

刑事拝命以来の20年間の記憶を失い、捜査テクニックも刑事としてのノウハウもすべてが消えてしまった“ゼロ状態”の男――。沢村一樹がそんな異端のヒーローを創り上げていく、新ドラマ『刑事ゼロ』

©テレビ朝日

本作の制作発表記者会見が京都東映撮影所で行われ、主演の沢村一樹をはじめ、瀧本美織、寺島進、横山だいすけ、猫背椿、渡辺いっけい、財前直見、武田鉄矢が出席した。

会見ではそれぞれが新年の抱負を語ったほか、沢村&瀧本が餅つきに挑戦。ついた餅は京風雑煮に仕立てて取材陣に振る舞われるなど、新春ムード満載の制作発表となった。

©テレビ朝日

以下、登壇者のコメント。

◆沢村一樹(時矢暦彦役)コメント

―――撮影現場の雰囲気はいかがですか?

「13係のメンバーとは、とても楽しくやっています。財前直見さんは別れた妻役なのですが、何度も夫婦役を演じさせていただいているので、そのあたりの息はぴったりだなと現場で感じました。

武田鉄矢さんとは初共演なのですが、憧れの先輩のひとりなので、緊張しないように、芝居を通じてとことん甘えてやろうと思っています。とにかく甘えて甘えて、伯父さんに甘える甥っ子になりきってお芝居ができたらいいなと思って演じているのですが、その雰囲気はうまく出せていると思います」

―――視聴者へメッセージを!

「『刑事ゼロ』ということで、僕もなんとなく頭がボーッとしていているのですが(笑)、撮影しながら本当に面白い刑事ドラマになっているなと強い手ごたえを感じています。

刑事ドラマではあるのですが、この刑事たちの中で、僕ひとりだけがある意味、刑事ではないんです。そういう意味では今までにない刑事ドラマなので、視聴者の皆さんも新しい気持ちで心から“ゼロ”を楽しんでいただけたら。

僕自身、4月で“平成”も終わるというタイミングでこのドラマをやれることに、運命みたいなものを感じています。1年のはじまりに非常にふさわしいドラマに仕上がっていると思います」

◆瀧本美織(佐相智佳役)コメント

――作品への意気込みは?

「私は沢村さんが演じる時矢刑事のファンで、彼にすごく憧れていて、時矢刑事が解決してきた事件はすべて頭にインプットしている、“時矢マニア”のような役どころです。沢村さんがおっしゃったように豪華なメンバーで楽しくお芝居させていただいています。ぜひ期待してください!」

――― 新年の抱負は?

「私はけっこう完璧主義者なところがあるなと自分で思っているので、高田純次さんみたいな、“いい適当さ”を取り入れていきたいなと思っています」

◆寺島進(福知市郎役)コメント

―――作品への意気込みは?

「僕が演じる福知市郎は、自分では検挙率NO.1だと思っている、ホラ吹き野郎な刑事です。沢村くんが演じる時矢刑事とはライバル同士で、『俺が検挙した!』って勝手に自慢している、勝手な男でございます(笑)。

伝統のある京都・太秦で撮影をするということで、自分は尊敬する渡瀬恒彦さん、名取裕子さんの背中を見て育ちましたので、自分の(現場での)役回りはきっちりとわかっているつもりです。その役回りをきっちりと果たせば、チーム『刑事ゼロ』の結束力は固くなり、素敵な作品になると信じています。よろしくお願いします!」

―――撮影現場の雰囲気はいかがですか?

「13係のメンバーで最初に飲みに行ったとき、部屋に帰って横山くんに結束するぞ、と言葉をかけた後、ソファで寝ちゃったらしくて…。横山くんは僕を起こそうと声をかけたみたいだけど起きなかったそうで、目覚めたらひとりだったのが寂しかったですね(笑)。

まあそれはさておき、改革を起こすのには結束が不可欠だと思うので、いい意味で“平成最後の薩長同盟”で改革していけたらと思っています!(※主演の沢村は鹿児島出身)」

◆横山だいすけ(内海念也役)コメント

―――作品への意気込みは?

「今日は一大決意をして、この会見に臨んでいます。フォトセッションのときに『どうして笑わないんだ?』と思われた方がいらっしゃると思うのですが、今日は“だいすけお兄さん”の色は“ゼロ”にして、“俳優・横山だいすけ”として臨む決意でやってまいりました。

このドラマの撮影期間中は、だいすけお兄さんで見せた笑いジワではなく、真剣に物事を考えているときの眉間のシワができるくらい、作品にしっかりと向き合い、『刑事ゼロ』がたくさんの人に喜んでいただけるように頑張っていきたいと思います。こんなに素晴らしい俳優のみなさんとご一緒できること、本当に幸せに思っております!」

――― 新年の抱負は?

「まだ駆け出しの俳優ですが、この13係で撮影するシーンが多いので、素晴らしい俳優さんに囲まれている中で、まずは噛まないこと、そして役としてしっかりといること。そのことにしっかりと注力したいと思います! 今年は年男なので、猪突猛進で行きたいと思います!」

◆猫背椿(背川葉奈役)コメント

―――作品への意気込みは?

「背川葉奈という女性は、仕事もできてキレキレでビジュアルもとてもいい時矢刑事の大ファンを公言している女性です。

ファンからストーカーへの垣根を越えないくらいの熱意で時矢刑事にラブラブできたらいいなと思っています。末永く愛される番組の一員になれるよう頑張りますので、よろしくお願いします」

――― 新年の抱負は?

「3月まで京都に通う日々が続きますので、京都マスターの寺島さんに教えていただきながら、京都に詳しくなって帰りたいと思います」

◆渡辺いっけい(根本留夫役)コメント

―――作品への意気込みは?

「私が演じる根本留夫は13係の係長です。学級委員みたいなものですね。あまりキャプテンシーはないのですが、バランス感覚に非常に長けている人間です。

時矢の様子が変わってしまったときはおかしいなと思うんですけど、なんだかんだで事件は解決するので、まぁ『終わりよければ全てよし』というかね。『解決してくれるからいいや』と、ちょっと能天気なところもあるかと思います。3カ月間楽しみたいと思います」

―――新年の抱負は?

「今年は歌唱力を上げたいと思っています(笑)。年末に、寺さん(=寺島進)はいなかったんですけど、『刑事ゼロ』のメンバーで飲みに行きまして、カラオケにも行ったんですね。そこで、『アナと雪の女王』の曲を(横山)だいすけくんと(瀧本)美織ちゃんが歌ってくれたんですよ。

僕はYouTubeで何度も聴くくらい大好きなので、ちょっと信じられないんですけど、だいすけくんはあんまり聴いたこともなくて、初めて歌ったんですって。でもその場で、YouTubeで聴いてハモリをちゃんと研究して、完璧に歌ったんですよ! それを見て感動しまして、僕も美織ちゃんとしっかり歌えるようになりたいと思ったんです」

◆財前直見(奥畑記子役)コメント

―――作品への意気込みは?

「私は時矢刑事の元妻で、弁護士の役です。時矢刑事が記憶を失う前のプライベートを知っている唯一の人物で、記憶を失っていることはまだ知らないので、ここからどうなっていくのか、またどういう出会いがあるのか――その謎を解いていく過程がとても楽しみです。

時矢刑事は毎回、事件をすごくスピーディーに解決していくのですが、はたして私生活はどうだったのかという点も楽しみに見ていただけたら、うれしいです」

――新年の抱負は?

「私は資格マニアで、けっこういろいろな資格を取っているんです。その中に“終活ライフケアプランナー”という資格があるので、皆さんに終活のアドバイスをしようかな、という方向に進んでいます(笑)」

◆武田鉄矢(生田目守雄役)コメント

―――作品への意気込みは?

「私は時矢刑事の伯父を演じております。病院を営んでいるのですが、精神科医であり、心理を扱うという役割で置かれた役です。時矢と診療室で時々、失くした記憶の行方や、人が記憶を持って生きていくことの不思議といったことを語り合う役です。人間の記憶の不思議さや神秘さを醸せればいいな、と思っております」

―――撮影現場の雰囲気はいかがですか?

「なかなか面白いですよ。沢村(一樹)さんはご出身が鹿児島なのですが、薩摩というのは日本史が好きな人にとっては“永遠の謎の王国”なので、彼を通して薩摩を解いていきたいという思いがあるんです。『君は大久保の系譜か、西郷の系譜か』といったことを、撮影の合間に語り合いました」

※番組情報:木曜ミステリー『刑事ゼロ
2019年1月10日(木)スタート
【毎週木曜】午後8:00~午後8:54、テレビ朝日系24局
※初回は2時間スペシャル(午後8:00~午後9:48)

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