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【世界ラリー(WRC)】怒涛の追い上げが!第5戦ラリー・アルゼンチン デイ3(SS10~15)結果

現地時間の4月29日、FIA世界ラリー選手権(WRC)第5戦「ラリー・アルゼンチン」のデイ3(SS10~SS15)が行われた。

2日目までを終えて28歳の若きドライバー、エルフィン・エバンス(フォード)がトップ。3日目は、同じ28歳で前戦ラリー・フランスに勝利したティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)がみせた。3日目スタート時にはトップのエバンスから60秒7遅れていた差を、11秒5差まで縮め2位に浮上している。

3位にはフォードのオッド・タナクが続いた。チャンピオンのオジェは4位のまま、トヨタのエース、ヤリ‐マティ・ラトバラは5位と、1つ順位を挽回した。また、トヨタのハンニネンは7位と入賞圏内につけている。

エバンスは、「今日はマシンの調子が少しおかしくオーバーステアが出ていた。残りSSは3つ。ヌービルに勝てるかと聞かれれば、“もちろん!”と答えるよ。僕は2位になるためにここへ来たわけじゃない。もしヌービルがトップを奪おうというのなら、彼は血みどろの戦いを僕に挑むくらいの気持ちでこないとならないだろうね」と1位を守ることを宣言。

そしてラトバラは、「マシンのリヤ周りのセッティングを少し柔らかくしたことが功を奏したみたいだ。でも、まだマシンがコーナーへ進入するときに何かが足りない感じなんだ。これが改善されれば、さらに良くなると思う」と、マシンは良くなってきているとSS12で話していた。

ラリー・アルゼンチン最終日は、SS16からSS18を争う。

なお、RC1の1~10位までの結果は以下の通り。