平岩紙、実は「やたら正義感強い」タイプ。街中でポイ捨て見ると「おいっ」と声出ちゃう
4月21日(金)に第1話が放送され、そのストーリーや主演の剛力彩芽がみせた“京都弁”などが大きな反響を巻き起こしている金曜ナイトドラマ『女囚セブン』(テレビ朝日系、毎週金曜よる11:15~)。
4月28日(金)には第2話が放送されるが、ここで注目すべき存在となるのが、平岩紙演じる“エロ女”こと津田桜子だ。
桜子は、無期懲役で服役中の自称「モテすぎちゃって困る」後妻業の女。遺産目当てで男に色仕掛けをして殺してきた毒婦だ。
本人いわく“夜の匠”で、常に自信満々。獄中でも自分磨きに余念がないナルシストな勘違い女ぶりを発揮している。
◆「むかしから正義感がやたら強いんです」意外な一面
そんな個性の強い役柄を演じる平岩紙自身は、“桜子”という人間をどう感じているのだろうか?
平岩:「“犯罪”とか“人を殺す”とかっていうのはもちろん良くないことなんですけど、この『女囚セブン』というドラマで描かれているのは、何かしらの理由があって刑務所に行きついてしまった女たちの話であって、そのストーリーとか心情はわからなくもないなというのがありますね。
当然、自分は何かあったときに“自制心”というもので罪を犯す前に踏みとどまるだろうし、平和主義なので犯罪をすることはありませんが、ドラマの役の上で犯罪者になることは役者の特権として演じています。
そして、なるべく自分のフィルターを通して、なぜ桜子が人を殺めてしまったのかを理解しながら演じたいなと思っています」
“自制心”という言葉が出てきたので、「もし自制心がなかったらどうなってしまうと思うか?」ということを聞いてみたところ…
平岩:「実はわたしは、むかしから正義感がやたら強いんです。“アイアン”というあだ名の相棒の女子がいて、その子と一緒に、女子も男子も問わず悪いことしている子とかいじめっ子に向かっていくような、結構戦うタイプでした(笑)
いまもやっぱりそういう“正義感”の部分は残ってて、街中でいまだにポイ捨てしてる人とか見ると、思わず“おいっ”って声が出ちゃったりするんです。
でも、(逆ギレされたら)怖いし、こんな仕事をしてるからあんまり言っちゃいけないって“自制心”がはたらくこともあって、そこはむしろ自分に負けている気がして悔しいんですよね!」
つまり、自制心がなければ、より強く正義感のもとに行動するかもしれない、あるいは“したい”ということ。普段さまざまな作品で演じる役柄からはなかなかイメージできない一面だ。
また平岩は、子どもの頃を振り返って、「小学生の頃は、他の学校とゆりかごの取り合いで崖の上と下に分かれて決闘したりしてました」とも話す。こちらも意外なイメージだ。
そんな“バトル”を経験してきた平岩演じる津田桜子は、剛力彩芽演じる神渡琴音とどんなバトルを繰り広げるのか? 劇中に登場する“ダンスシーン”も注目な第2話は、4月28日(金)放送だ。
※番組情報:『女囚セブン』第2話
2017年4月28日(金)よる11:15~、テレビ朝日系24局ネット(※一部地域をのぞく)