Omoinotake・藤井怜央が語る“大ヒットラブソング”の裏側 歌とピアノの同時演奏に「めちゃくちゃムズい…」
今さら人に聞けないような“音楽の基本”から、制作の裏側や専門テクニックといった“マニアックな知識”までを掘り下げる『EIGHT-JAM』。
5月25日(日)の同番組では、近年ヒット曲を多く生み出している「ピアノボーカル特集」が放送された。
今回スタジオには、Omoinotake・藤井怜央が初登場。さらに日食なつこ、さかいゆうの3組が集結し、ピアノボーカルの知られざるテクニックを紐解いた。
【映像】Omoinotake・藤井怜央が語る“大ヒットラブソング”の裏側
ストリーミング累計4億回再生を突破し、2024年を代表するラブソングとなった『幾億光年』。ピアノ演奏をしながらハイトーンボイスで歌い続けるという高難度の楽曲だが、以前、藤井について音楽プロデューサーの蔦谷好位置はこのように絶賛していた。
「藤井怜央君は元ドラマーであり、その経験がメロディーの符割や歌のタイム感にも現れていて、グルーヴがあり心を躍らせてくれる」
そんな大ヒット曲について、Aメロ・Bメロの歌とピアノの同時演奏が難しいポイントだと藤井は語る。「ピアノの細かい伴奏でグルーヴを引っ張っていこうという思いから作ったAメロ・Bメロなんだけど、弾きながら歌うことを意識せずに作っていて。いざライブでやるってなった時に、これめちゃくちゃムズいじゃんって(笑)」と話した。
Aメロでスタッカート(音を短く切って演奏)を取り入れることで、曲の疾走感を演出。そしてBメロではメロディアスな演奏をしつつ、ピアノとは全く違うメロディーを歌うというテクニックが隠されていた。
名曲の制作秘話にさかいゆうは「スタッカートは、やっぱり打楽器っぽい。パーカッションみたいに聴こえるし、それがやっぱりグルーヴを生むからね」と絶賛した。
このほか、スタジオゲストが選んだ「ピアノボーカルがスゴい曲」も紹介。藤井 風やOfficial髭男dism、King Gnuなど近年、勢いを増すピアノボーカル…プロも唸る一曲とは?
※『EIGHT-JAM』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
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※番組情報:『EIGHT-JAM』
毎週日曜 午後11:15~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)