絶賛放送中、橋本環奈主演のドラマ『天久鷹央の推理カルテ』（原作／知念実希人）。

本作は、他に類を見ない能力と個性を持った天才ドクター・天久鷹央（あめく・たかお／橋本環奈）が、内科医・小鳥遊優（たかなし・ゆう／三浦翔平）とバディを組み、謎多き病状や殺人事件、超常現象までをも鮮やかに解決していく医療ミステリーだ。

5月20日（火）に放送された第5話では、鷹央（橋本）が再入院中の8歳の白血病患者・三木健太（石塚陸翔）と会うことを避ける展開が描かれた。

じつは健太は、鷹央が研修医時代に仲良くなった患者。健太の病状を察した鷹央は、自身が他人の気持ちを読み取ることが苦手なこともあり、彼とどう接していいかわからずにいたのだ。

しかし、ついに健太と向き合うことを覚悟した鷹央が彼の病室を訪れ、そこからの展開に「辛いけど良い話だった…」「切なくなった」と涙する視聴者が相次いだ。

【映像】切なくも温かい、鷹央＆健太の最期の時間

◆健太を思いやる鷹央に涙…

第5話では、天医会総合病院の小児科で、退院間近の中学生3人が次々と原因不明の急変に襲われる不可解な事態が発生。さらに、3人が急変する直前から隣室の患者・健太が「“天使”を見た」と言い出し、小児科の看護師・相馬若菜（玉田志織）からも“天使”の目撃情報があがっていた。

普段なら鷹央（橋本環奈）がすぐ興味を示して飛びつきそうなこの小児科での謎だが、なぜか鷹央は診断を拒否する。

不思議に思った小鳥遊（三浦）が、数少ない鷹央の理解者である小児科部長・熊川良介（米本学仁）に話を聞くと、健太は鷹央が研修医時代に出会った患者だという。

当時、健太にグータッチをされるなどなつかれて最初は戸惑っていた鷹央だが、次第に打ち解けていき、健太に野球帽をプレゼントするほど2人は仲良しになっていた。

順調に回復し退院した健太だったが、病気が再発し、また小児科に入院することに…。

鷹央は健太の状態を察し、そして、他人の気持ちを読み取ることが苦手な自分は彼を傷つけてしまうかもしれないと危惧して会うことを避けていたのだ。

鷹央の事情を知った小鳥遊は自身の経験を語り、彼女に「我々は医者なんです！　だったらその辛さも全部受け止めなきゃダメなんです」と健太から逃げないよう訴えた。

その後、健太の容体が悪化し、明日までもたないかもしれないという状況になる。

みんなが健太を見守るなか、ようやく決意を固めた鷹央が病室に現れた。

鷹央に気づいた健太は、弱々しくも「“子どもの先生”だ…」と彼独特の鷹央の愛称を呼んで嬉しそうにする。「また絵本読んでくれる？」という健太のリクエストに、鷹央は涙を拭い「もちろんだ」と自分から拳を出して彼と“いつものタッチ”をし、優しく手を重ねた。

さらに鷹央は、目を潤ませつつも笑顔を見せ、健太の好きな絵本を読み聞かせ始める。

鷹央が懸命に健太を思いやりながら接するシーンに、SNS上では「凄く感動した」「涙腺崩壊」「涙無しでは見れない」と心を動かされる視聴者が続出していた。

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※番組情報：『天久鷹央の推理カルテ』
毎週火曜よる9：00～、テレビ朝日系24局