近藤千尋、涙しながらバッテリィズ・エースの人柄を絶賛!「今日で大好きになった」
近藤千尋がMCをつとめる番組『わたし界隈 オーダーメイド・ドキュメント』。
5月16日(金)深夜に放送された同番組には、前週に引き続き、お笑いコンビ・バッテリィズ(エース、寺家)が登場した。
【映像】MC近藤千尋も涙。バッテリィズ・エースが“元相方”に送った手紙
昨年の「M-1グランプリ」で準優勝に輝き、一気にブレイク。今年4月には大阪から東京へと拠点を移したバッテリィズ。
今回番組では、そんなバッテリィズ“界隈”の人物として、大阪にいるエースの元相方に密着した。
◆高校時代のエースは…「漫才って何?」
エースはもともと、高校の同級生と一緒に吉本興業の養成所「NSC」(NSC吉本総合芸能学院)に入学した。その同級生かつ元相方だったのが、現在は介護施設に勤務する山根勝利さんだ。
一緒にNSCに入ってコンビを組んだものの、芸歴1年目で解散。「売れる可能性すらないまま解散したって感じです」と振り返るエースだが、山根さんがいま自分のことをどう思っているのか気になるという。
結婚し、生後6カ月の子どももいる山根さん。自宅を訪れると、子どもと戯れる山根さんのパパとしての姿が。エースはVTRでその様子を目にして、「めっちゃ嬉しいっすわ。安心しましたね、幸せそうで」と心底喜んだ表情をみせる。
高校2年のときに初めて同じクラスになったというエースと山根さん。
母校を訪れた山根さんは、教室で「(エースの)おならが臭すぎた」など高校生らしい思い出を語りながら、お笑いの道を目指したいきさつを振り返る。
当時、意気投合してコンビを組むことになり、山根さんが「漫才でもやってみる?」と提案したが、これにエースは「漫才って何?」と返したという。そこで山根さんは、YouTubeの動画などで“漫才”というものをエースに教えたそうだ。
これがエースのお笑い芸人としての第一歩。現在の相方である寺家は、そんなエースについて、「ひとを笑かしたくて、ずっとひとを笑かしてたら芸人になったっていう“元祖”のタイプ。ひとりもいないんじゃないですか、“M-1”見ないで芸人になったひとって」と語る。
◆「俺に漫才を教えてくれた事に感謝をしたい」
しかし、エースと山根さんは、高校卒業からわずか1年ほどで解散してしまった。
「東京に行きたい」山根さんと、「大阪に残りたい」エースの方針の違いが原因だったというが、当時のことを振り返って山根さんは、「(話し合いの中で)人生で一番言ってはいけないことを(エースに)言ってしまった」と話す。
さらに、「エースは(そのとき)泣いてしまった。エースは何も悪くない。僕が一方的に悪いことを言ってしまった」と後悔する。
番組では、そんな山根さんにエースの現在の思いを伝えるべく、エースからの“感謝”の手紙を渡した。
そこに書かれていたのは、「今は別のコンビで東京に進出できるくらい成長はしているけど、山根と続けていても結果は変わらず売れていたと思う。それくらい最高の相方だったと思う。だからまず、俺に漫才を教えてくれた事に感謝をしたい」という言葉。
この手紙を読んで山根さんは、思わず目を潤ませ、「ありがとうございます…。こんなん思ってくれてんねや」と声を震わせた。
“漫才”すら知らないスタートでありながらお笑い芸人になり、友人であり相方との解散も経験し、のちに寺家とコンビを組み、バッテリィズとして「M-1グランプリ」準優勝まで果たしたエース。
そんな彼が今でも純粋に“漫才”というものを教えてくれた山根さんの感謝の気持ちを抱いているのを目にしたMCの近藤千尋は、「今日でもうエースさんのこと大好きになった!」と涙を流しながらエースの人間性を絶賛していた。
番組ではさらに、エースが「山根と続けていても結果は変わらず売れていたと思う」と手紙に書いた理由を説明。これを聞いた近藤は、夫・太田博久が組むジャングルポケットに対して感じた“明るい未来”について語っている。
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※番組情報:『わたし界隈 オーダーメイド・ドキュメント』(バラバラ大作戦)
毎週金曜 深夜2:43〜3:00、テレビ朝日(※関東ローカル)