名字のせいで結婚できない!価値観の違いに心折れかけた妻。そこに現れたのは…ブチギレた“亡き祖母”
4月27日(日)の『新婚さんいらっしゃい!』に、華やかなダンス衣装を身にまとった新婚夫婦が登場する。
まずは今年1月、ホテル椿山荘東京で行われた挙式のVTRから紹介。参列者は100人、費用は800万円とのこと。
実に豪華な式を挙げた夫妻の正体を探ろうと、番組スタッフが向かったのは、横浜のダンススクール。
華麗な社交ダンスを披露され、プロかと思いきや、夫は医療のコンサル業、妻はIT会社のシステムエンジニア。夫は大学時代の10年前、妻は運動不足解消のため4年前に始めたアマチュアダンサーなのだとか。
2人はダンススクールで出会い、すぐにペアを結成。当初から相性は抜群だったのには、ある秘密があった。
20センチ近い身長差はありつつも、社交ダンスに大切な足の長さはなぜかピッタリ。スタジオではMC藤井隆がその真偽を確認しようと、夫とダンスを踊り出す事態に。
自宅には練習着やドレスがズラリと並び、やはり社交ダンス一色。1着50万円もするフルオーダーメイドのドレスが何着もあり、結婚以来、社交ダンスに使ったお金は総額300万円だそう。
25歳独身のMC井上咲楽は、結婚式にかける金額から「めちゃくちゃお金持ちなのでは?」と素朴な疑問を投げかけるも、共働きではあるものの給料は平均的なのだとか。
とても仲睦まじく、運命的な相性だとお互い感じつつも、結婚するには大きな壁があったという。
実は妻、代々長男が継いできた本家の一人っ子。ペリー来航前から続く名字をどうしても残したいと、父方の祖母から「長男と付き合っちゃダメ」「絶対に婿をとりなさい」と幼い頃からすり込まれてきたのだそう。
夫からのプロポーズを受けたときも、妻の名字とすることで合意。夫は長男だったものの、父親は次男で家を継ぐ話もない。夫の両親にもてっきり快諾されると思いきや、いざテレビ電話で伝えると、「そんな古い考え方にとらわれなくていい」との反応が。
「名字で結婚できないのはイヤ」だと妻の心も折れかけたが、ある夜、寝ていると金縛りにあい、足下に亡くなったはずの祖母が現れ、鬼の形相でブチ切れていたのだとか。
やはり「簡単に諦めたらダメだ」と2人で夫の実家を訪ね、「夫を絶対に幸せにしますから」と説得。「そこまで言うのなら」としぶしぶ認めてもらったそうだ。
しかし両家の価値観の違いは、結婚式でもあらわに。妻は本家なので、冠婚葬祭はしっかりやれという考え。総額800万円だと夫の両親に知らせると驚かれ、「考え方が違う」と大きな壁が生まれてしまう。
しかし、2人の相性の良さを両親に知ってほしい。そこで会場の一角に特製のダンスフロアを設け、渾身の社交ダンスを披露。そのときの歓声わきたつ大盛り上がりの模様も紹介する。
夫の両親は、最中から感動で号泣していたようで、式後、妻の父親に最初は反対したことを謝罪。ようやく和解し、もやもやが晴れたそう。
今では正月に義父と酒飲み対決をするくらいの間柄になった妻。勝負には勝ったようで、藤井も「負けときぃや」と呆れ顔に。
ラストは夫の両親から夫妻へ手紙を紹介。「まじで聞いていない!」と驚く妻に、泣きじゃくる夫…感動の顛末に注目だ。
※番組情報:『新婚さんいらっしゃい!』
2025年4月27日(日)午後0:55~午後1:25、ABCテレビ系列全国ネット