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救急車もたどり着けない“ポツンと一軒家”。捜索隊を出迎える男性「いつか来るんじゃないかと」

日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』

3月9日(日)は、ゲストに雛形あきこと山崎怜奈を迎えて放送される。

熊本県の山奥にポツンと一軒家を発見。敷地内には農園らしきものも確認できる。

捜索隊が向かった最寄りの集落は港町。漁港へ立ち寄り、男性に声をかけて衛星写真を見てもらうと、「もしかしたら…」と思い当たる節があるようだ。

その男性は「おそらくミカン農家だと思います」と、山奥にあるミカン農家までの行き方を詳しく教えてくれる。

捜索隊は集落を後にし、岩山を切り開いて作られた切通しを抜け、緩やかなカーブが続く山道へ。しかし、そこから先は極細の崖道で、捜索隊も「これは…凄い道ですよ!」とおっかなびっくりでハンドルを握りしめる。

そんな峻嶮な山道の先、尾根近くの急斜面に見えてきたのは、美しく剪定された生垣。出迎えてくれたのは「いつか(番組が)来るんじゃないかと、地元のみんなから言われていたんです」と元気に話す80歳の男性だった。

畑とお墓を守るように植えられた生垣は防風林で、自身で手入れをしているのだという。

20年前に妻を亡くして以来、この地で一人暮らしをしているという男性。祖父の代に始めたというミカン畑には、早生ミカン、デコポン、ポンカン、晩柑など多彩な種類のミカンが育てられている。

ミカン畑を案内しながら、ミカンをもいでは捜索隊に振る舞う男性。育てたミカンは、親戚や知人に送るのが何よりの喜びなのだとか。

男性からは、小学校が4キロ先で通学に山道を1時間以上もかかったという話や、中学卒業後に東京まで船と機関車を乗り継いで24時間かけて出稼ぎに出ていた、というかつての過酷な山暮らしエピソードも語られる。

また、木から落ちて大ケガを負った際には、救急車を呼んだものの、迷って家までなかなかたどり着けなかったこともあったそうだ。

「それでも祖父が建て、生まれ育った家。やっぱり住み慣れたところがいいんです」と語る男性にとって、大切なこの地での暮らしの魅力にも迫っていく。

※番組情報:『ポツンと一軒家
2025年3月9日(日)午後7:58~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット

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