資産家一族の“金”にまつわる問題に切り込む痛快マネーサスペンス『プライベートバンカー』。本作では、大富豪の資産を守るためなら“何でもやる”凄腕プライベートバンカーの主人公・庵野甲一を唐沢寿明が演じている。

2月27日（木）に放送された第8話では、天宮寺アイナグループ社長・天宮寺丈洋（橋爪功）が認知症により記憶を失ったことをきっかけに後継者争いが激化。天宮寺一族がお互いを蹴落とそうとするなか、第1話から隠されてきた衝撃の秘密が明かされた。

【映像】天宮寺一族の争いが激化…丈洋が意外な行動にでる!?

◆丈洋の衝撃の嘘に一族困惑

第8話では丈洋が認知症を発症。プライベートバンカーである庵野（唐沢寿明）をはじめ、家族である天宮寺一族のことすらも忘れてしまった。

これをきっかけに、天宮寺一族の相続争いが加速。長男・努（安井順平）と努の妻・果澄（MEGUMI）が丈洋に嘘をつき、努を後継者に指名する遺言書を書かせると、丈洋の妻・美琴（夏木マリ）は以前丈洋が書いたという遺言書を発表して対抗する。

しかし、美琴の遺言書もまた偽造されたものだった。

お互いの不正が発覚し言い争いになるなか、美琴は「この家を支えてきたのはあたしなの！　あなたたちも、あの人も、皆あたしの言う通り動けばいいのよ！」と心の内を吐き捨てる。ほかの家族たちも次々と本音炸裂だ。

これを受け庵野が「それが美琴様、そして皆様の本心でございますね？」と切り出すと、「話はすべて聞かせてもらった」と丈洋が現れた。

さらに、これまでずっと車いすで生活していた丈洋は、難なく立ち上がって見せる。

「父さんが立った!?」「いつから立てるように？」と困惑する一同に、丈洋は「弱った爺さんのほうがお前たちの本心が見えるんじゃないかと思ってね」とネタばらし。

今回の認知症にとどまらず、第1話から車いすで過ごしていたことすら丈洋が後継者を見定めるための芝居だったのだ。

最終回目前に衝撃の事実が明かされ、SNS上では「芝居上手」「立てるんじゃん！」「丈洋社長の方が何枚も上手だ！」と驚愕する視聴者が続出していた。

結局家族たちに失望し部屋を去っていった丈洋は、庵野に「そろそろさ、次のスキームに移ろうじゃない」と指示。

はたして、丈洋の膨大な資産をめぐる戦いはどう決着がつくのか？

※ドラマ『プライベートバンカー』は、TVerにて無料配信中！

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※番組情報：『プライベートバンカー』
毎週木曜よる9：00～、テレビ朝日系24局