“ポツンと一軒家”の敷地内に武将を祀る神社が!550年以上続く土地で暮らす夫婦のストーリー
日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』。
2月16日(日)は、ゲストに升毅と谷口愛季(櫻坂46)を迎えて放送される。
高知県の人里から離れた山奥でポツンと一軒家を発見。
最寄りの集落へと向かった捜索隊は、住民の女性に衛星写真を確認してもらうことに。
地元出身ではないという女性から近所に住む67歳の男性を紹介されると、「これだけ山奥だと、全然わからんね…」と言いつつも、「区長さんならわかるかもしれない」と親切にも区長宅を案内してくれた。
区長は不在だったが、区長の妻に衛星写真を確認してもらうと、親子3人で暮らしていることが判明。そんななか区長が帰宅し、ポツンと一軒家まで案内してくれることに。
区長が運転する軽トラックは、集落を後にすると深い山奥へと入っていく。狭い道の両脇からは草木が生い茂っており、しかもカーブの多い崖道が続く。
そんな険しい山道の先、谷間にぽっかりと切り拓かれた敷地に忽然と家が現れる。
敷地内には立派なログハウスがあり、80歳の夫と77歳の妻、そして50歳の次男がにこやかに出迎える。
室町時代に応仁の乱で敗れた武将が命からがらたどり着いた地で、その当時から550年以上続くこの土地。
敷地内にはその武将を祀る神社があり、今も残る男性の生家は築120年。ログハウスで生活をしており、生家にある仏壇に手を合わせるのが日課だそう。
京都で教師として働いていた男性が、同郷の妻と結婚したのは25歳のとき。退職後も京都で暮らしていたというが、両親を亡くした後に「生まれ故郷がこのまま廃れていくのは忍びない」と10年ほど前にUターンし、ログハウスを建て生家を守りつつこの地で暮らし始めたのだとか。
夫婦の出会いのエピソードをにこやかに話す妻の一方で、「忘れたよ」と照れ笑いをする夫。山奥での暮らしについて、妻は「毎日やることが多くて忙しいけれど、楽しいことばっかりです」と笑顔で語る。
夫婦で作ったという庭、そして次男が世話をしているという苔庭などを巡りながら、大自然の中で仲睦まじく暮らす家族のエピソードが綴られていく。
※番組情報:『ポツンと一軒家』
2025年2月16日(日)午後7:58~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット