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あの三浦知良が、畏敬の念を抱いた!背中に100kg…限界を超えて荷物を届ける大自然の中の職業

Jリーグ創成期から日本サッカー界を牽引し、57歳を迎えた現在も現役選手として限界を超え続けている“キングカズ”こと三浦知良。

そんなカズさんとともに日本中の限界を超える人たちを応援する番組明治安田 Presents「キングカズと限界を超えよう。~挑戦者たちのキセキ~」が、11月3日(日)午後1時55分から放送されます(テレビ朝日系 ※一部地域を除く)。

「超えよう。」

番組では、この言葉を体現するように日々限界を超えようとしている、また超えてきた人たちを紹介。

時に100kgを超える荷物を人力で届ける“歩荷”さん、医療の限界に挑む町、60年の時を経て声を取り戻した男性……。

さまざまな環境で挑戦し続ける人たちの“限界を超える”思考や発想にふれることで、観る人もきっとチャレンジへと背中を押される1時間25分のプログラムとなっています。

◆人力で100kgの荷物を運ぶことも!? 限界を超えて届ける“歩荷”

「歩荷(ぼっか)」という言葉を聞いたことはありますか?

「歩(く)」「荷(物)」と書くこの仕事は、その文字通り、山岳地帯などにおいて山小屋まで荷物(物資)を歩いて届ける職業です。

かつては日本各地で見られた歩荷ですが、交通手段の発達などにより徐々に衰退。現在、常に歩荷が荷物を運んでいるのは、尾瀬と白馬岳の2カ所のみとなりました。

そして今回、番組では尾瀬へと出向き、そんな“歩荷さん”の仕事に密着。

尾瀬国立公園内で歩荷として働く石高徳人さん(36歳)の“限界を超えて物資を届ける”道のりをともにするのは、カズさん、そしてスタジオでVTRを見守る内田篤人さんもよく知る人物、元サッカー日本代表の巻誠一郎さんです。

2006年のワールドカップ・ドイツ大会にも出場した元トップアスリートで、現在もガッチリとした体つきを維持している巻さんですが……。

歩荷の仕事を体験してみると、そのハードさに驚愕することに!

◆あまりの重さに…元トップアスリート・巻誠一郎もたじたじ!

歩荷の始業は早く、巻さんが今回密着する石高さんと登山道の入り口で出会ったのは、朝7時。

石高さんの横にはこの日運ぶ荷物が積み上げられていましたが、その高さは身長184cmの巻さんと同じくらいで、重量はじつに76kgに及びます。

尾瀬では、自動車もヘリコプターも使えない場所に山小屋が点在するため、人力で運んでくれる歩荷が運送の要。石高さんはこれをリュックサックのように背負い、およそ9km先の山小屋へただただ歩いて行くといいます。

巻さんは試しに76kgの荷物を背負わせてもらいますが、なんとか立てたものの、「これ……歩ける気がしない!」とたじたじ。そのうえ、石高さんは過去には最大140kgの荷物を運んだこともあると聞き、巻さんはこの事実にただただ驚くばかりです。

さらに、9kmの道中、石高さんの仕事を間近で見てきた巻さんが再び76kgの荷物を背負い、歩くことに挑戦してみる場面も。

さすが元トップアスリート! 石高さんを見ながらイメージトレーニングしてきたとあって、見事76kgの荷物を背負いながら歩いてみせますが……。結果、あらためて石高さんの凄さが身に染みて分かる展開となります。

常人の限界をはるかに超え、自然あふれる雄大な道を黙々と突き進む石高さん。

出発から約5時間30分、到着した山小屋で待っている、心のこもった“ご褒美”とは? そして、石高さんが限界を超えて荷物を届け続ける理由とは?

カズさんも「限界を超えてるなんてものじゃないね」と畏敬の念を抱いた、歩荷の貴重な仕事風景。必見です。

◆60年間も話せなかった男性に言葉を……奇跡の物語

番組にはこのほかにも、さまざまな環境で限界を超えることに挑んできた人たちが登場。

医療の限界に挑んだ町、病院食の限界に挑むプロジェクト、限界を超えて夢を叶えた医師……。

さらに、子供の頃に言葉を失い、60年間もの長いあいだ話すことができなかった男性が言葉を取り戻す……そんな“限界を超えた”奇跡の物語も紹介されます。

ひとりの医師が親身に寄り添い続け、60年にわたり言葉を失っていた男性に懸命に教えた5文字の言葉とは? 涙なしには見られない実話の物語です。

※番組情報:『明治安田 Presents「キングカズと限界を超えよう。~挑戦者たちのキセキ~」
2024年11月3日(日)午後1時55分~3時20分、テレビ朝日系(※一部地域を除く)

<出演者>
スタジオ出演:三浦知良、内田篤人、百田夏菜子(ももいろクローバーZ)
VTR出演:巻誠一郎、虻川美穂子(北陽)
進行:三谷紬(テレビ朝日アナウンサー)