「都合のいい人でいい」“指導係”井浦新の優しい結論に「聖人すぎる」「ぜひ報われて欲しい」<無能の鷹>
菜々緒主演、はんざき朝未による人気コミックスを実写化したドラマ『無能の鷹』は、有能オーラが半端ないのに圧倒的無能というヒロイン・鷹野ツメ子を中心に展開していく超・脱力系お仕事コメディ。
10月18日(金)に放送された第2話では、指導係・鳩山樹(井浦新)が“都合のいい人化”していることを悩み、ある結論に辿りつく展開が描かれた。
【映像】業務中にペン回しをする部下すら応援!? 鳩山樹(井浦新)のいい人すぎる珍行動
◆いつか評価されてほしい…優しすぎる上司・鳩山樹(井浦新)
有能そうだがじつは無能な新入社員・鷹野ツメ子(菜々緒)の指導係を、うっかり自ら買って出てしまった鳩山。
優しい鳩山は、クリックさえわからない鷹野にも根気よく優しくパソコンを教え、鷹野が仕事中にペン回しの練習を始めても、怒るどころか応援する始末だ。
鷹野以外に対しても、パソコンが壊れたと騒ぐ部長のお世話をしたり、みんなが断るややこしい取引先の案件を背負ったりとどこまでも“いい人”な鳩山。
第2話でも優しいゆえに損な役回りを担う鳩山に、SNS上では「いい人すぎて辛い」「なんか、可哀想…」と同情する視聴者が続出した。
鳩山の状況に対し妻の美沙(真飛聖)は、「いい人っていうか、都合のいい人になってない?」と指摘。
さらに鳩山は、まったく成長しないあげく業務中ペン回ししかしない鷹野を見たほかの社員たちから、「優しくしたせいでモンスターが育ってしまった」「彼女はあなたの優しさの犠牲者」と責められる。
するとついに鳩山のストレスは限界に達し、クリニックへ向かうほどに…。
しかし、人生の迷走を極めた鳩山が鷹野と新入社員の鶸田道人(塩野瑛久)を外注先の打ち合わせに連れていくと、紆余曲折ありつつも話し合いは成功。
無事契約成立したことを部長に褒められるも、鳩山は「頑張ったのは若い2人」「自分は何もしていない」とそっと鷹野と鶸田の背中を押す。さらに「鷹野は、ちゃんと成長してる」「できないことができるようになっているじゃないか」と伝えた。
その後、鷹野は、ついにペン回しに成功。その姿を見て、鳩山はなぜか声を押し殺し、一人感動で号泣する。そんな鳩山を周囲は「なんだこれ…」と唖然とした表情で見つめるのだった。
今の生き方に自信を取り戻した鳩山は、家に帰ると妻の美沙に「都合のいい人だったとしても、今のままでいいかな。ほら、俺それしかできないしさ」と伝える。
夫の出した結論に美沙は頷き、「でもあなたみたいな人がちゃんと評価される社会になるといいね」と返した。
“都合のいい人”を受け入れる鳩山に、SNS上では「鳩山さんの優しさに感動しちゃった」「聖人すぎる」「ぜひ報われて欲しい」といったコメントが投稿されていた。
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※番組情報:『無能の鷹』
毎週金曜よる11:15~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)