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【世界ラリー(WRC)】第4戦ラリー・フランス デイ2(SS5~8)結果 トップ4が全て勝利経験者に

現地時間の4月8日、FIA世界ラリー選手権(WRC)第4戦「ラリー・フランス」のデイ2(SS5~SS8)が行われた。

今シーズン初のターマック(舗装路)となったラリー・フランスは、2日目に多くのドラマが待っていた。

2日目、トップに立ったのは、初日すべてのSSで3位だったヒュンダイのティエリー・ヌービル。この日、SS5・6・8と3つのSSで最速を記録。2位を38秒9も引き離す大きなリードをつくった。

2位にはチャンピオンのセバスチャン・オジェ(フォード)。そして3位にはダニ・ソルド(ヒュンダイ)。さらに4位にはトヨタのエース、ヤリ‐マティ・ラトバラが続き、奇しくも、総合1位から4位はすべて過去にラリー・フランスで勝利を経験したことがあるドライバーの名前が並んだ。

不運なドラマが待っていたのは、初日トップを走っていたシトロエンのクリス・ミークと、総合2位となったセバスチャン・オジェ。

クリス・ミークのマシンは、SS6を走行中、最後にエンジントラブルが発生。SS6は走りきったが、その後リタイアとなる。セバスチャン・オジェは、SS7走行後にマシンに油圧関係のトラブルが発生し、SS8はとにかく完走することが目標となり、タイムを大きく落としてティエリー・ヌービルの逆転を許した。

また、初日にデイリタイアとなったトヨタのユホ・ハンニネンは、各SSで2位、3位、8位、5位と好調な走りを見せ、マシンのポテンシャルの高さを証明してみせた。

なお、RC1の1~8位までの結果は以下の通り。