友近、異色だった父のエンディングノート「またさらに父親を知ることができて楽しかった」
7月30日(火)に放送された『徹子の部屋』には、8年ぶりに友近が登場。亡くなった父について語る場面があった。
【映像】友近、亡くなった父のエンディングノートに書かれていたこと
8年前に番組出演した直後、友近の父は72歳で亡くなった。
「正義感が強くて、本当に人が好きなので、よく会社の同僚とか後輩を家に連れて来ては、みんなでお酒を飲んで騒いだりしていた」と、亡き父について振り返った友近。お笑いの道に進んだ自分を誰よりも応援してくれていた大切な存在だった。
そんな父は、亡くなる前に“エンディングノート”を残していた。
「すごくユニークな人だったので、元気なときから家族みんなでリビングに揃って『エンディングノートを書くぞ』って」(友近)
家族の前で堂々とエンディングノートを書き出した父の姿に、エンディングノートはひとりでこっそり書くものだと思っていた友近は、「こういうのもアリなんだ」と目からうろこだったという。
ノートにはどんなことが書かれていたかというと…。
「お葬式の時の遺影の写真はこれにしてくれ、自分が気に入っている写真とか、参列者が来たときの曲は少年時代をかけてくれとか、好きな映画は『マッドマックス』とか」(友近)
父が残したエンディングノートには、知らなかった父の意外な情報もつづられていた。
友近は、「父親が好きだったものをみんなで振り返ることができたり、またさらに父親を知ることができて楽しかったんですよね」としみじみ。
「こういう家族みんなで楽しめるノートってアリかもしれない」と実感し、実際にエンディングノートを作ってみたそう。
「エンディングノートって言っちゃうと、終わりに近づいていくノートという感じがするので、名前を『ありがとうノート』、感謝のノートというふうにして、私のライブのグッズのひとつとして作ったんですよ」と明かした。
作ったノートを紹介すると、楽しい内容に黒柳徹子も感心した。
「今、お父様に何かおっしゃりたいことはありますか?」と黒柳が尋ねると、友近は「『お前はなんでもネタにするな』ってたぶん言っていると思うので、『相変わらずバカやってますよ』っていうのはちょっと言いたいなと思いますけどね」とユーモアたっぷりに答えていた。
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そのほか番組では、友近が黒柳からのモノマネのおねだりに奮闘する場面も。
中高年アルバイターの「西尾一男」に演歌歌手の「水谷千重子」…演じ分けている個性豊かなキャラクターについても語っている。
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※番組情報:『徹子の部屋』
毎週月曜~金曜 午後1:00~午後1:30、テレビ朝日系列