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「ブサイクでよかった」“容姿の悪さ”が武器になる!「レンタルぶさいく」で人生大逆転した男

6月17日(月)に放送された『激レアさんを連れてきた。』には、“レンタルぶさいく”という謎のサービスをはじめた人が登場した。

「レンタルなんもしない人」など一時代を築いた「レンタル〇〇」だが、シノハラさんはこの時代に自身のビジュアルを逆手に取って活動している。

「レンタルぶさいく」という、時代と逆行したサービスをはじめた理由は、“人生どん詰まりでそれ以外に道がなかった”からだった――。

そもそもシノハラさんは、4年前までお笑い芸人として活動していた。容姿を武器にしたネタを披露していたが、なかなかブレイクできずにいたそう。

話題作りのために芸人同士でルームシェアを開始するも、周囲から“キモシェアハウス”と呼ばれる有様で…。

やがて、コロナ禍に突入。相変わらず仕事はなく、容姿を生かしたネタも時代とともにできない風潮になってしまう。

自分の芸風に悩み、絶望していたシノハラさんを救ったのが、同居人の何気ない一言だった。

「“レンタルなんもしない人”流行ってるよな。何もしなくても成立するなら、“レンタルぶさいく”でもいけるんじゃね?」

藁にもすがりたい心境だったシノハラさんは、一念発起。実際に「レンタルぶさいく」のサービスを開始しようと、SNSに自身の顔写真を添えてこんな文章を投稿した。

合コンの負け役、社交場の引き立て役、イケメンだと緊張してしまう女性のデートの練習相手、ぶさいくでも着こなせる服のファッションモデル等なんでもお待ちしております

すると、この投稿が3.6万いいねの大バズり!

水商売で悩んでいる女性からモテない男性としてのアドバイスを求められたり、容姿が悪い男性向けのファッションモデルを頼まれたりと、依頼が殺到する。

その勢いは凄まじく、芸人人生では一度も経験したことのなかった“飛び出し”で次の現場へ向かったり、“ダブルブッキング”に気を配ったりと大ブレイクするまでに。

このときばかりは「ブサイクでよかった」と心から思えたそう。

その後、シノハラさんはコンビを解散し、芸人引退を決意。「レンタルぶさいく」一本で活動するようになる。

一時は依頼が減って休業したこともあったが、芸人時代の仲間の支えもあり、その後人気が復活。今では1日1件ペースで舞い込む依頼をこなしながら、「オランダでうどん屋を開業する」という新たな夢のためにがんばっている。

『激レアさんを連れてきた。』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回も含めて配信中!

番組情報:『激レアさんを連れてきた。
【毎週月曜】午後11:15~11:45、テレビ朝日系24局(※⼀部地域を除く)

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