テレ朝POST

次のエンタメを先回りするメディア
未来をここからプロジェクト
menu

少年忍者・川﨑皇輝、単独初主演ドラマがついに放送!選考委員も絶賛の脚本「推してよかった!」

史上最年少22歳(※当時)で「テレビ朝日新人シナリオ大賞」第22回大賞に選出された若杉栞南さんの受賞作拝啓、奇妙なお隣さま

本日7月15日(土)、川﨑皇輝(少年忍者/ジャニーズJr.)が主演を務める同ドラマがついに放送される。

『拝啓、奇妙なお隣さま』は、事故に遭い、昏睡状態となった男子高校生・山村陸(川﨑皇輝)が、同じ病室に入院中の患者=“お隣さん”2人と意識の中で会話を繰り広げていく…という感動のヒューマンストーリー。

世代も立場も異なる3人の“心の交流”、そして彼らを思う家族のドラマが瑞々しい感性によって繊細に描き上げられ、応募総数1064篇の中から大賞に選出された。

川﨑皇輝が昏睡状態の高校生という難役に挑んでドラマ単独初主演をはたすほか、大東立樹(ジャニーズJr.)はサッカー好きの高校生役で参戦。平泉成、鈴木浩介ら名バイプレーヤーたちも出演する。

◆作者は「10年にひとりの逸材」

若杉さんは授賞会見で「この作品を書くにあたって、“家族って何だろう”と考えたとき、すごく温かいもので包まれていることに気がつきました。そんな家族の温かさを作品に埋め込むことができました」と自身の家族への感謝を涙ながらにスピーチ。

同時に、「これからたくさん脚本を書いて、どんなものでも若杉栞南の脚本だとわかるような作品をたくさん残せたら…」と抱負を語っていた。

そんな夢への第一歩は、早くも実現。若杉さんは、8月5日(土)スタートの土曜ナイトドラマ『ハレーションラブ』のシナリオライターに抜擢され、すでに新鋭脚本家としての人生を歩みはじめている。

また、授賞式では最終選考委員の井上由美子氏が「ファンタジーですが、主人公の患者たちと家族の感情にリアリティーがあり、悲劇と喜劇、絶望と希望のバランスが巧み。家族というテーマを説教くさくなく捕まえていて、この10年ほどの受賞作品の中でもっとも好きな作品のひとつ」と講評で大絶賛していた。

◆主演・川﨑皇輝らの熱演で“奇跡のドラマ”に

しかし、“昏睡状態の主人公たちが意識下で語り合う”という異色の設定から、岡田惠和氏は「プロになって俳優さんのことを考えるとなかなか書けないタイプの脚本ですが、読んでいくうちにそんなことはどうでもよくなり、おもしろいな、できれば映像になったものを見てみたいなと思いました」とコメント。

両沢和幸氏も「とてもユニークな発想で、隅々までアイデアを目配せして書かれた脚本。なかなか大胆な設定で、映像化するとしたら演出家は苦労するなと思いました」と作品を高く評価しつつも映像化は困難であることを指摘していた。

そのためドラマ化にあたっては、監督をはじめスタッフも表現方法を試行錯誤。さらに、シナリオに感動した主演・川﨑皇輝らキャスト陣の熱のこもった演技も加わり、渾身のドラマが完成した。

なお、本作は『テレビ朝日新人シナリオ大賞』応募時は2時間想定の作品だったが、選考委員の3氏とも協議の上、若杉さんが60分サイズにリライト。

井上氏は1時間作品にリライトした脚本にも目を通し、「あらためて、生と死を扱いながら前向きな世界観を描ける作者の才能は抜きんでていたなと思いました。こうして直したものを読むと、やっぱり推してよかった!」と太鼓判を押す。

病室で起きた奇跡のような出会いを通し、「生きることとは?」「家族とは?」をやさしく問いかける本作に注目だ。

※番組情報:テレビ朝日新人シナリオ大賞 スペシャルドラマ『拝啓、奇妙なお隣さま
2023年7月15日(土)深夜0:00~深夜1:00、テレビ朝日系列(※一部地域を除く)

はてブ
LINE

トピックスTOPICS

おすすめ記事RECOMMEND