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ももクロ・百田夏菜子「15年続いたことって“ももクロ”しかない」

ももいろクローバーZのリアルな姿を配信するテレ朝動画のオリジナル番組『ももクロChan』。

#662は、人気企画「ライブ会場の一角にカメラを置いたら◯◯が撮れました」をお届け!

◆ステージに上がる直前まで唐揚げを食べるあーりん

別名「定点観測」とも呼ばれる同企画は、その名のとおり、ライブ会場の舞台裏に定点カメラを設置し、ももクロの素顔に迫るコーナーだ。

今回は、4月に広島県福山市で行われたももクロ恒例のライブ『春の一大事』の2日間と、5月に代々木第一体育館で開催された15周年ライブ『代々木無限大記念日』の初日に密着する。

まずは『春の一大事』。『春一』とも呼ばれるこのライブは、2017年から自治体と手を組んで開催されてきた。コロナ禍での延期を挟みながらも、埼玉県・富士見市(2017年)、滋賀県・東近江市(2018年)、富山県・黒部市(2019年)、福島県では楢葉・広野・浪江の三町合同(2022年)にて行われた。そして、2023年は福山市。

カメラには、ももクロのメンバーだけでなく、ライブで合唱を披露した地元、福山市立水呑小学校の子供たちや、前回開催地である楢葉町の副町長、福山市長も登場した。

ライブ会場の福山通運ローズスタジアムは、風が強く肌寒いながらも晴天に恵まれた。自他ともに認める“雨女”の佐々木彩夏はほっと胸をなで下ろした様子。

一方、玉井詩織は「『春一』の敵は風です。(風に吹かれて舞う)シャボン玉に襲われちゃう」と語り、佐々木も「ほんと。口の中に入ってくるかと思った」と、メンバーにしかわからない“あるある”を語ってくれた。

ももクロの4人は“差し入れ番長”と呼ばれる番組プロデューサーから差し入れられたカレーパンや地元名産のお菓子に大興奮。とにかく食べることに目がない、ももクロらしい光景だ。

ライブ本番中にも驚くべき食への執念を見せたのは佐々木。なんと、アンコール中に唐揚げを頬張っているのだ。スタッフにマイクを持つよう促されても「大丈夫、overtureあるから」と言い、さらに食べ進める。たしかに「脂で喉が潤うから、ライブ前に唐揚げを食べる」という歌手はいるけれど、さすがに本番中に食べるのは佐々木だけかもしれない。

終演後、晴れ晴れとした表情で再びカメラの前に現れた4人。佐々木は「今日もご飯食べる? 昨日すごく豪華だったよね」と、またまたご飯の話。忙しない日々を乗り越えるためには、おいしいご飯が必須なのだ。

◆『春一』のベレー帽は、夏菜子のリクエスト

『春一』2日目も食べ物の話からスタート。前夜に鯛めしを食べたというが、佐々木は「炊き込みご飯かと思ってた」という。おいしければなんでもいいのが、佐々木のスタイルか。

本番前、衣装に着替えて現れたのは玉井と高城と百田夏菜子だ。玉井は「なんで自分だけベレー帽被ってんの?」と百田に問いかける。

百田いわく「この衣装にはベレー帽がかわいいかなと思って、お願いしました」とのこと。衣装にも彼女たち自身のこだわりが反映されているのだ。

本番中、出番を控えるキーボード担当の宗本康兵は、ファンの様子を報告。ライブ中、曲に合わせてコールを押し殺してももクロを応援するファンの姿に胸を打たれたという。そう、この日の『春一』はももクロにとって単独ライブとしては最後の“声出しなし”の公演だったのだ。

終演後、ももクロのメンバーにもライブ中のファンの姿を伝える宗本。玉井は「本当みんなルールも守っていただいて」と語り、高城も「マナーがよすぎて、びっくりしたよ」と微笑むのだった。

◆15周年で質問攻めされるリーダー

続いては、声出し解禁となった15周年記念ライブ『代々木無限大記念日』初日(5月16日)の定点観測! 15周年という記念すべきライブだが、本番前の4人は平常運転。最年長の高城と最年少の佐々木はいつもと変わらずじゃれ合っている。

さらに玉井は百田に対して「15周年について聞かれたことないような質問をしてみるね」とふざけ出し、「もし15年分もらえるとしたら、何が欲しいですか?」と聞く。

突然の質問に戸惑う百田は「みんなも答えてよ」と言うが、高城は「ウチらインタビュアーとして次の質問考えてる」と返す。そして地元・静岡を愛する百田ならではの「お茶っ葉」という回答をひねり出したが、ここからさらに質問攻めに。

高城は「百田さんは、いちごは練乳派ですか?」や「15円もらえるとしたら何に使いますか?」と少々強引な質問を放つ(ちなみに前者は「どっちも好き。でも今回は練乳にしておきます」後者は「駄菓子屋行って、ひも飴買います」と回答)。

一方、玉井は「15年は続けられそうだなって思う趣味は?」と、秀逸な問いを投げかける。これに百田は「本当にない」「15年続いたことって、これ(ももクロ)しかない」と答える。この回答には玉井も「いいインタビューになってる」と笑う。

そして最後に「15文字で今日の抱負を教えて」と聞かれた百田。「ありがとう たくさん伝えたい ももクロ…」といきなり文字数オーバーし、ふたりにツッコまれる。15文字をちゃんと数えられない“らしさ”まで見せる、スキだらけのリーダー・百田夏菜子であった。

そんな百田は、この日のライブ本番で感極まって号泣し、本番後は「夏菜子ちゃんはお鼻を真っ赤にしております」(玉井)。そんな愛すべきリーダーに代わって、玉井が3年ぶりのコール(ファンの声出し)解禁の感想を語った。

「すごかったね。代々木の屋根が割れるかと思ったね。みんな(のコール)全然衰えてなかったよ」「想像してた倍以上の大きさの声が聞こえてうれしかった」と話し、『スターダストセレナーデ』や『クローバーとダイヤモンド』といった楽曲で、観客の歌声や「ありがとう」という声を聞けたことにも感無量の様子だった。15周年を経て、この先もまだまだ活躍し続けていくことが期待できる、ももクロを垣間見られる定点観測だ。

本エピソードの再編集版は、7月7日(金)朝5時から、BS朝日でも『おはよう!ももクロChan』として放送される。テレビ放送はもちろん、未公開映像がたっぷり詰まったテレ朝動画のデラックス版『ももクロChan』もチェックしよう!

※動画の視聴は、こちらから

※テレ朝動画『ももクロChan
次回は2023年7月7日(金)よる6時ごろ配信開始予定 過去のアーカイブも公開中!

※テレ朝動画『川上アキラの人のふんどしでひとりふんどし
毎週月曜よる7時〜生配信!ももクロもゲストで出演も! アーカイブも公開中

※テレ朝動画『Musée du ももクロ ~アートの学びをデザインする~

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