川口春奈、“おじさま”に囲まれて「毎日幸せ」『ハヤブサ消防団』制作発表会見
池井戸潤氏の新機軸ホラーミステリーを中村倫也主演で映像化する木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』。
7月13日(木)のスタートを前に制作発表記者会見が行われ、中村をはじめ、川口春奈、満島真之介、古川雄大、岡部たかし、梶原善、橋本じゅん、山本耕史、生瀬勝久らキャスト陣が集結。
真夏のロケ秘話、過酷な消火シーンのエピソードなどをにぎやかに語った。
会見冒頭、出演者たちが意気込みを語っていると、その熱気のせいで“火”がついてしまったのか、なんと壇上の後方で火災が発生?
もちろん会見を盛り上げるための演出だが、中村をはじめ、岡部、梶原、橋本ら消防団メンバーを演じるキャストが一致団結して消火活動に当たり、見事鎮火するというパフォーマンスを披露した。
連係プレーを見守っていた生瀬は、「2時間前に集合して練習した成果が出たと思います。よくやった!」とべた褒め。
集まったギャラリーからも、大きな拍手が上がっていた。
◆トークもチームワークがさく裂!
その後、「メンバーを見ればおわかりかと思うのですが、大変愉快な現場です。ミステリーなのでセリフも多いですし、方言もあって大変なのですが、カメラが回っていないときにセリフの17倍くらいしゃべっていてハッピーな現場です」と中村が話したのを皮切りに、入り乱れてのクロストークがスタート。
というのも、本作は田舎町を舞台に描くミステリーだけに遠方でのロケがメインで、猛暑のなかの消火シーンなど過酷な撮影も多く、ともに現場に臨んでいるキャストたちはすでにチームワークもばっちり。
会見でも全員が和気あいあい&縦横無尽に発言し、中村が“座長”としてそれぞれにツッコミながらトークを回していた。
途中、中村が「20代の頃はこういった演劇界の方々とお仕事させていただいていたので、久しぶりにこういう環境でお仕事させてもらって、『好きっ!』と思っています(笑)」と、共演者たちへの“愛”を告白する場面も。
また、本作ではミステリアスなヒロインを演じている川口も「ご覧のとおり、おじさまたちに囲まれて、毎日幸せを感じながら楽しませていただいております。でも、みなさんのチームが出来上がりすぎていて、なかなか入っていけないんですよ(笑)」と、“消防団メンバー入り”を熱望していた。
◆壮絶“長回し撮影”秘話も告白!
会見では、事前に消防庁で講習を受けて消火シーンの撮影に臨んだことが明かされたほか、橋本にいたっては自ら消防団員の友人のもとに赴き、1泊2日で講習を受けてきたエピソードが語られた。
それら事前講習が最大限に生きたのが、初回拡大スペシャルで登場する大掛かりな消火シーンであることも一同が報告。
放水まで一連の作業をなんとほぼ4分間“長回し”で撮影したそうで、生瀬は「前日からロケ地に入ってリハーサルをしたのですが、1日かけてもうまくいかなくて…。翌日の本番でも『絶対に無理だよ』と言いながら撮影したのですが、ようやく成功して、みんなで拍手したんです。ここはぜひご覧いただきたい!」と自信満々にアピールし、中村も大きくうなずいていた。
そして最後は、中村が「愉快な面々で撮影しておりますが、田舎町で起こる戦慄の田園ミステリーです。夏ですから、ちょっとヒヤッとしたり、ほのぼのしたりしたいときにピッタリな作品になっていると思います」と座長らしくみどころをPRして、会見をしめくくった。
※番組情報:木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』
2023年7月13日(木)スタート!【毎週木曜】よる9:00~9:54、テレビ朝日系24局
<初回拡大スペシャル よる9:00~10:00>