池井戸潤、中村倫也主演『ハヤブサ消防団』の撮影現場で驚き!「なんなの、この面白い現場は」
池井戸潤氏の最新作を中村倫也主演で映像化する、木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』。
7月13日(木)のスタートに向けて期待が高まるなか、原作者の池井戸氏が撮影現場を訪問! 中村をはじめとするキャストたちを激励したほか、原作にも登場する居酒屋のセットを超“詳察”した。
池井戸氏が訪問したのは、ハヤブサ地区唯一の居酒屋“△(さんかく)”のセットが組まれた都内スタジオ。
“居酒屋△”は三馬太郎(中村倫也)が消防団に勧誘される運命の場所で、疑惑のヒロイン・立木彩(川口春奈)と再会をはたす店でもあり、数々の重要シーンの舞台となっている。
もちろん原作にも登場し、数々の“ハヤブサグルメ”とともに店内の様子があざやかに描写されている。
そんな思い入れの強い居酒屋セットに足を踏み入れた池井戸氏は、「意外に大きいですね。原作ではもっとこじんまりとした居酒屋のイメージでした」と驚き。
架空の銘酒ラベルがあちこちに貼られたカウンターや歴史を感じさせる柱など、美術スタッフが細部までこだわり抜いたセットを興味深く観察した。
また、当日は主人公・太郎をはじめ、藤本勘介(満島真之介)、徳田省吾(岡部たかし)、森野洋輔(梶原善)、宮原郁夫(橋本じゅん)、山原賢作(生瀬勝久)ら消防団メンバーが、東京から訪れた編集者・中山田洋(山本耕史)を交えて盛り上がる宴会シーンの撮影が行われており、池井戸氏はキャストたちの濃密な演技合戦をじっくり見学した。
撮影終了後、今回の訪問を記念して消防団の法被を贈呈された池井戸氏は、さっそく羽織ってみせ、ハヤブサ消防団に仲間入り!?
出演者たちから「先生、撮影をご覧になられていかがでしたか?」など質問攻めにあいながら、にぎやかに集合写真を撮影した。
◆豪華&充実のキャスト陣に全幅の信頼!
スタジオ訪問を終えた池井戸氏は、「みなさん、酔っぱらいの演技が板についていましたし、飲み会のテンションが高すぎて、あの輪の中にはなかなか入れないなと思うほど濃い雰囲気でした(笑)」とキャスト陣の息のあった熱演を絶賛。
また、「みなさんとても仲が良く、芝居ではなく普通に盛り上がっていて、『なんなの、このおもしろい現場は!』と驚きました。カメラが回っていないときも消防団の団結力をしっかり感じることができ、とてもいいチームだなと思いましたね」と和やかなムードをたたえた。
主演・中村の演技にも「雰囲気が出ていてとても素晴らしかったですね。太郎はデビュー5年の作家という設定ですが、その時期は作家なら誰もが苦しむものですので、彼の葛藤を中村さんがどう表現してくださるのか楽しみ」とあらためて期待を寄せる。
さらに、「山奥の滝のシーンや山中で迷う場面、消火シーンなど、おそらくキャスト、スタッフのみなさんは“決死のロケ”に挑んでいるはずです。迫力あふれる映像を楽しみにしています」と現場にエールを送っていた。
※番組情報:木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』
2023年7月13日(木)スタート!【毎週木曜】よる9:00~9:54、テレビ朝日系24局
<初回拡大スペシャル よる9:00~10:00>