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少年忍者・川﨑皇輝、ドラマ単独初主演!「テレビ朝日新人シナリオ大賞」史上最年少受賞作をドラマ化

2000年7月の創設以来、数多くのシナリオライターを輩出してきた「テレビ朝日新人シナリオ大賞」(主催・テレビ朝日、後援・朝日新聞社、BS朝日、東映、幻冬舎)。

昨年9月、史上最年少22歳(※当時)で第22回大賞に選出され、最終選考委員から「10年にひとりの逸材」と評された若杉栞南さんの受賞作拝啓、奇妙なお隣さまが、この夏ドラマ化されることが決定した。

『拝啓、奇妙なお隣さま』は、昏睡状態となって入院した男子高校生・山村陸が、同じ病室に入院中の患者=“お隣さん”2人と意識の中で会話を繰り広げていくという意欲作。

世代も立場も異なる3人の“心の交流”、そして彼らを思う家族のドラマが瑞々しい感性によって繊細に描き上げられ、応募総数1064篇の中から大賞に輝いた。

最終選考委員を務めた脚本家の井上由美子、岡田惠和、両沢和幸の3氏は、「悲劇と喜劇、絶望と希望のバランスが巧み」(井上氏)、「さまざまな思いを整理して書いたところに技術の高さを感じる」(岡田氏)、「大胆でユニークな発想。隅々までアイデアを目配せして書かれた素晴らしい脚本」(両沢氏)と、こぞって絶賛した。

井上氏にいたっては「この10年の受賞作の中でもっとも好きな作品。才能は重いものなので、溺れないように頑張っていただきたい」と作者にエールを送るほどの秀作だ。

しかし、“昏睡状態の主人公たちが意識下で語り合う”という異色の設定から、岡田氏は「基本的には心の声だけで芝居をしてもらう…という、プロになって俳優さんのことを考えるとなかなか書けないタイプの脚本。でも映像になったものを見てみたい」と話すなど、選考委員たちもドラマ化を熱望しつつ、実現するとなればチャレンジングな試みになるであろうことを語っていた。

◆川﨑皇輝(少年忍者/ジャニーズJr.)が大東立樹(ジャニーズJr.)とドラマ初共演!

そんな“映像化困難”と評された本作の主人公・山村陸役を演じるのは、川﨑皇輝(少年忍者/ジャニーズJr.)。

2021年、鴻上尚史作・演出の舞台『ロミオとロザライン』で堂々主演を務め上げるなど演技力を高く評価されている彼が、“心の声”という“静”の演技で感情を浮かび上がらせる難役に挑み、ドラマ単独初主演を果たす。

自身が主演であることを「ドラマの話を伺った後、資料を見たときに知りました」という川﨑。驚きと喜びで胸を熱くしたのはもちろん、「シナリオは本当に素敵なので、後は自分の芝居次第だと思い、緊張感もありました」と真摯に作品に臨んだことを明かす。

また、陸と同室の患者の息子・桑部佑太役で、大東立樹(ジャニーズJr.)が参加。大東は、6月に開演する舞台『ダーウィン・ヤング 悪の起源』でミュージカル初主演に挑むなど、こちらも着実に活躍の幅を広げてきた実力派だ。

ベッドに横たわっての演技がメインの川﨑とは対照的に、サッカーに熱中する高校生という“動”の役柄を担う大東は、メークで“日焼け肌”に変身。「自分が出るシーンでないときの撮影でも共演者の方々のお芝居を見学させていただき、たくさんのことを吸収することができました」と、全力で作品に取り組んだ。

2人は今回がドラマ初共演となるが、川﨑は「非常に心強かったです。(大東は)役と年齢もぴったりで、絶対に素敵な役になると感じたので、さらに主演としての緊張感が高まりました」とコメント。

大東も「撮影中は陸として生きているんだなと感じてしまうくらいお芝居に対して真摯な姿に、あらためて尊敬しました」とリスペクトし、2つの若き才能がタッグを組んで、作品にさわやかな感動をもたらす。

やがて、陸が昏睡状態になった事故には、衝撃の真相が隠されていることが明らかに――。主演の川﨑が「命やその最期をもテーマにした作品ですが、必ず、生きることに対して明るく前向きにしてくれる作品です」と呼びかけるとおり、病室で起きた奇跡のような出会いを通し、「生きることとは?」「家族とは?」をやさしく問いかけていく。

※番組情報:テレビ朝日新人シナリオ大賞 スペシャルドラマ『拝啓、奇妙なお隣さま
2023年夏放送!テレビ朝日系列(※一部地域を除く)

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