水谷豊が明かす、相棒・寺脇康文との変化した“関係性”。プライベートでも「右京と薫」のように…
水谷豊演じる杉下右京と寺脇康文演じる亀山薫が再びタッグを組み、新たな扉を開けた『相棒』。
2000年にスペシャルドラマとして誕生した同シリーズは、2023年で23年目。1月25日(水)には放送400回を迎えた。
テレビ朝日では『相棒』放送400回を記念し、水谷豊にインタビュー。歴代相棒を“色”に例えながら彼らへの思いを語ってもらった。
◆「壁がない関係になりました」
これまでのインタビューで初代相棒・亀山薫を「オレンジ」、神戸尊を「ブルー」、甲斐享を「紫」と表現。冠城亘については「色に例えられない」とし、それぞれの魅力を語った水谷。
それでは、『season21』で久しぶりにタッグを組んだ“新相棒”亀山薫への印象に変化はあったのか?
水谷は、年齢を重ねたゆえの変化を認めながらも、「まだオレンジ、赤いところがたくさんありますね」と亀山を評した。
一方で、演じる寺脇との関係性については変化したこともあるよう。
「まもなく最終回なんですけど、あるとき気づいたんです。一緒にいるとき、こんなにお昼を一緒に食べた相棒はいないって。ずっと一緒に食べるんですよ。いろいろ面倒もみてくれますしね。僕がこぼしたら拭いてくれる。こぼさなきゃいいんですけど(笑)。
普通は昼ぐらい、それぞれちょっとやりたいことがあるじゃないですか。でも、相棒が亀山君になってから、まるで僕がお昼(角田課長の)『ヒマか』のように」
杉下と亀山という役柄としてではなく、プライベートでもさながら相棒のように付き合っているという。
「『相棒』がはじまったときに、亀山君ではじまって亀山君で終わると思っていました。寺脇康文だからかもしれませんが、壁がない関係になりましたよね。なんでも言えますよ。たぶん彼もなんでも話してくれると思います。
お互いに一緒にいて楽しいし。だけど仕事のときはそれぞれの緊張感があるんですよ。緊張感はありながら、なんでも話ができるという感じができましたね。なかなかないことですよね、この世界では。
彼がいないと困ります。歴代相棒もそうですけど、いないと困るんですよ、右京は。そのうち右京だけじゃなくて、僕も困るようになるかもしれないですね」
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放送400回を迎えた『相棒』。今夜9時からは、シーズン21を締めくくる最終回スペシャル「13~隠された真実」が放送!
右京と薫が挑む今シーズン最後の事件、しっかりとその結末を見届けたい。
※番組情報:『相棒season21』最終回スペシャル「13~隠された真実」
2023年3月15日(水)午後9:00〜、テレビ朝日系24局
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