くりぃむしちゅーの有田哲平とフワちゃんがMCとして初タッグを組んでいるバラエティ『有田哲平の引退TV』（ABEMA）。

2月10日（金）の放送では、前回の放送でタカアンドトシから引退勧告を突きつけられた錦鯉の長谷川雅紀と渡辺隆が、タカトシへまさかの“引退返し”を敢行する。

渡辺が「タカトシさんは引退考えたことあるんですか？」という質問をしたことをきっかけに、芸歴28年で約20年間、お笑い界のトップランナーとして活躍してきたタカトシの2人が、売れ続ける中で生まれた苦悩の日々を振り返ることに。

スタジオでは、タカアンドトシの2人と15年間同じレギュラー番組に出演し、親交のある有田がタカトシへの“引退返し”について、「ずっと長い間レギュラーやっているけど、仕事の話、今後の人生についてなんて久しく喋っていない。めったに聞けないよ、タカトシのそういうところ」と興味を示す。

◆タカの本音にトシ大慌て「どこで本音出してるんだよ！」

2004年の『M-1グランプリ』決勝出場をきっかけにブレイクし、これまでに80本以上の番組MCを務め、現在レギュラー番組10本を持つ、まさに超売れっ子のタカアンドトシ。

散歩番組のレギュラーが多いタカトシへ、渡辺が「一番歩いていますよ、芸能界で」と話題を振ると、タカは「ロケ番組多いからね。北海道でも歩いているし。東京でも2本歩く番組やっている。歩く番組は“引退”したいよね」と神妙な面持ちで語る。

相方のまさかの発言にトシは「そんなこと言うな！怒られるぞ。使ってもらってるんだから。どこで本音出してんだよ！」と、大慌てでツッコミ。

そんな2人の様子を見ていた渡辺は、畳みかけるように「もう引退ですよ。我々も引退考えましたけど、おふたりも」と、引退へと誘っていくことに。

さらに渡辺から、「ずっと忙しいですけど、仕事していて楽しいですか？」と問われたタカトシは回答に悩んでしまう。

タカは「お笑いは金なくても全然好きなことだから、ウケたら嬉しいし、それでやってた。でも、それが仕事になりつつある。毎日強制的にやらされているから。慣れちゃったのかな、本当は幸せなことじゃん。自分の好きなことでご飯食べていけてさ」と本音を吐露。

続けて、「ここ最近は（仕事が）憂鬱なときは、（明石家）さんまさんの“生きているだけで丸儲け”という言葉を思い出している。それを考えたら、たしかにそうだ、俺は幸せだと思える」としみじみ語ると、渡辺は「仕事楽しくないなら引退しましょう！」と間髪入れずに引退を勧める。

しかし、トシはそれを拒否するように、「今日なんかすごい楽しいよ。気の合う錦鯉と喋れて。楽しいよな？」とタカへ同意を求めるが、「いや、（引退じゃなくて）休業でいい」とボケるタカ。トシはすかさず「やめちまえ！」とツッコミを入れ、周囲を笑わせていた。

※番組情報：『有田哲平の引退TV』

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