『ポツンと一軒家』捜索隊、険しい山道で「前に進みません!」と顔が真っ青に…
日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』。
2月5日(日)は、ゲストに中山美穂と新浜レオンを迎えて放送される。
中山は「(ポツンと一軒家での暮らしは)憧れはありますが、自分で暮らすには大変だろうなって思うので、ちょっと自信がないですね」という。
新浜は「小さい頃に岩手の山の上にポツンと建っていた父の家でよく遊んでいたんです」と話しつつ、興味津々の様子だ。
熊本県のほぼ中央部にポツンと一軒家を発見!
林修が「かつてないくらい畑がきれいに整備されています」と話すと、所ジョージも「これは几帳面な方が暮らしていますよ!」と手入れの行き届いた畑の美しさに着目。
中山は「果樹園でしょうか」、新浜は「(熊本といえば)お茶づくりをしているイメージがあるんです」と予想する。
トンネルを抜け、山深い道を進んでいく捜索隊。川向かいに集落が見えてくる。その集落で発見した住人の男性に衛星写真を確認してもらう。
「これは、ここから見えている山の上にある家ですね。でも、ここにはもう人は住んでいませんよ」と、一軒家の場所はわかったものの、すでに空き家になっているという。
いきなりの“空き家情報”に肩を落とす捜索隊。しかし、かつてそのポツンと一軒家で暮らしていた夫婦が男性の隣の家の住人なのだという。
男性から、元住人が「近くの畑で作業をしていますよ」と教えてもらった捜索隊はさっそく訪ねてみることに。そこでは畑で作業中の80代の夫婦が笑顔で迎えてくれた。
話を聞くと、一軒家に住んでいたのはなんと50年前までとのこと。
現在は麓の集落にある自宅で長男一家と二世帯で暮らしているが、山上にあるポツンと一軒家にある畑では今でもお茶を栽培しており、その世話のために通っているという。捜索隊が興味深くポツンと一軒家の話を聞いていると、自宅にいた65歳の長男が一軒家の案内を買って出る。
しかし、家までの道のりは「山道がかなり厳しいので、普通車では行けないかも…」とかなりの険しさだという。
その言葉通り、車幅ギリギリの山道は急勾配のつづら折りが続く険しい道で、捜索隊は「アクセルをベタ踏みしていますが…前に進みません!」と顔を真っ青にしながらも慎重にハンドルを握る。
カーナビにさえ映らない険しい道なき道をなんとか越え、ついにポツンと一軒家へと到着! そこには、美しく整えられた茶畑が広がっていた。
4世代にわたって代々お茶畑を営んできたそうで、かつては10世帯ほどが暮らす集落だったという。今では夫の生家もなくなり、この茶畑を残すのみとなっていた。
美しい茶畑の風景のなか、夫婦の口から山頂の集落でのかつての暮らしぶり、そして人生ドラマがありありと語られて…。
スタジオでVTRを観終えた中山は「すごく大変な暮らしだと感じましたが、でも豊かな暮らしぶりで感動しました」と胸を打たれた様子だった。
※番組情報:『ポツンと一軒家』
2023年2月5日(日)午後7:58~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて全国ネット