テレ朝POST

次のエンタメを先回りするメディア
menu

松岡修造×知念侑李、『世界体操』で5度目のタッグ!「僕たち2人の形が出来上がってきた」

10月29日(土)、イギリス・リバプールで開幕する『世界体操』。

テレビ朝日系列では、この注目の大会を独占放送するが、今年もメインキャスターに松岡修造、プレゼンターに知念侑李(Hey! Say! JUMP)が就任。

5度目のタッグを組む2人が、秋の大会に向けて熱く意気込みを語った。

◆東京五輪のリベンジへ 「団体」メダルでパリ五輪出場決定!

夏季オリンピックが開催されない年に実施される『世界体操』。51回目を迎える今年は、イギリス・リバプールで男女団体、男女個人総合、 男女種目別が行われる。

今大会の注目は、男子団体。2021年の東京五輪、体操ニッポンは2016年のリオ五輪に続く団体連覇を狙うも、ライバルのロシアにわずかに及ばず銀メダル。2024年パリ五輪でリベンジをはたすべく、まずは今大会でメダルを獲得し、五輪出場枠を手にする必要がある。

今回の団体メンバーはすでに決定しており、橋本大輝選手(東京五輪・個人総合金メダル)を中心に、内村航平、白井健三の両氏から指導を受けて急成長を遂げた土井陵輔選手。また、谷川航選手&翔選手の“谷川兄弟”が2大会ぶりに世界体操に帰ってくる。

さらに、日本の苦手なつり輪で高得点が期待できるベテラン・神本雄也選手も加わり、6種目、まさに死角のない男子勢がリバプールで躍動。世界体操では2015年のグラスゴー大会以来、7年ぶりの金メダルを狙う。

もちろん、男子個人総合や種目別も見逃せない。2021年北九州大会で最後の着地が1歩ずれたために金メダルをつかみ損ねた橋本選手は、個人総合でもリベンジを誓っている。

一方、女子は全員がはじめての日本代表入りというフレッシュな顔ぶれ。新生体操ニッポン女子が世界の強豪たちに果敢に挑む。

◆松岡修造×知念侑李が互いにリスペクトを語る

2017年のカナダ・モントリオール大会ではじめてタッグを組んだ際、“異色コンビ”と伝えられた松岡と知念。あれから5年――今では、『世界体操』といえばこの2人というイメージがすっかり定着した。

松岡は、5度目のタッグとなる相棒・知念のことを「東京五輪でも連日、体操の会場で取材される姿を拝見しましたし、日本の中でもっとも“体操熱”を感じている方だと思っています。本当の意味で日本の体操をしっかり伝えられる人」と絶対的信頼を明かし、「5度目にして、僕たち2人の形が出来上がってきた気がしています!」と、この5年で培われてきた“絆”を強調した。

知念もまた、松岡について「修造さんは、アスリート出身のエンターテイナーですね。修造さんの熱さはあっという間にみんなを巻き込みますし、修造さんがいるとみんな一緒に熱く盛り上がれる…!僕はそれをとなりで感じることができるから、ホットに体操を伝えることができるんです」と、松岡の支えの偉大さを語った。

◆橋本大輝選手の新トレーニングに知念侑李も挑戦

知念は過去の大会で、身をもって体操のスゴさを伝えるため、跳馬、あん馬、平均台にチャレンジしてきたが、今回は橋本選手が体幹強化のため新たに取り入れたトレーニングに挑戦。

バランスボールに乗りながらお手玉をするという練習だったが、「実は意外とすんなりできてしまって…(笑)」と笑顔で秘話を告白。「ジャニーズのダンスで鍛えてきた体幹は本物だったんだなと思いました」と、橋本選手の前でジャニーズ随一の身体能力の高さを発揮してみせたことを打ち明けた。

◆松岡修造 コメント(全文)

――5度目のタッグとなる知念侑李さんの印象は?

実は僕、知念さんのこと、アイドルとして見たことはありません。東京五輪でも連日、体操の会場で取材される姿を拝見しましたし、日本の中でもっとも“体操熱”を感じている方だと思っています。本当の意味で日本の体操をしっかり伝えられる人ですね。

日本代表がもっとも大切にしているのは団体競技だと思いますが、僕も同じ感覚です。やっぱり、世界体操は知念さんとのチームという意識が強いですね。5度目にして、僕たち2人の形が出来上がってきた気がしています!

――今大会の体操ニッポンに期待することは?

選手たちにとって影響があるだろうなと思うのは、やっぱり絶対的支柱の内村航平さんがいないこと。彼の存在は大きすぎるため、さまざまな面で大変だろうと思います。

でも、新エースの橋本大輝さんは、人間性を含めて素晴らしいものを持っている方。僕はさまざまなアスリートにインタビューしてきましたが、橋本さんはちゃんと心の声を言葉にできる人なんです。難しい質問で勝負できる数少ない選手のひとりですね。

それだけ、常に自分自身と対話しているんだと思うんです。谷川航さん翔さんは、とてもいい兄弟! この2人がいると、チームの雰囲気が変わってくる。ケガなど辛い思いをしながら“かけ(翔)て”きた力が、チームに“わたる(航)”んじゃないでしょうか!

団体は東京五輪で悔しさを経験しましたが、やっぱり団体はひとりでメダルを取りに行くわけじゃない。チーム、いや、日本の視聴者のみなさんとともに取りに行くもの…。

僕ら2人も今大会、どこまで選手と視聴者をつなぐ役割が果たせるのか。そんな思いを大事にしながら伝えていこうと思います。

――メインキャスターとしての意気込みをお願いします!

体操という競技は技術的なことを話しても視聴者のみなさんが興味をもってついてきてくれるんですよね。だからこそ、選手が気を配っているルール改正についてもきちんと説明していきたいと思っています。

女子は全員が初代表入りのメンバーですが、はじめてだからこそ、いいプレッシャーを与えることも考えながら伝えていきたい。しっかりと代表の思いを聞いて、しっかりとみなさんに伝えていく…。それが僕らのスタンスです!

◆知念侑李(Hey! Say! JUMP)コメント(本文)

――5度目のタッグとなる松岡修造さんの印象は?

修造さんはアスリート出身のエンターテイナーですね。修造さんの熱さはあっという間にみんなを巻き込みますし、修造さんがいるとみんな一緒に熱く盛り上がれる…!

僕はそれをとなりで感じることができるから、ホットに体操を伝えることができるんです。修造さんとはキャラクターや役割がかぶらないので、自分たちのやるべき仕事がわかりやすいですし、あらためて呼吸も合うなと感じました。

――今大会の体操ニッポンに期待することは?

男子団体は 2019年世界体操、昨年の東京五輪での悔しい経験があるからこそ、今年はいい結果につながるのではと思っています。

また、内村航平さんが期待している土井陵輔さんという新たな選手が入ってきます。内村さんが「自分とスタイルが似ている」という選手なので、今大会での開花が楽しみです。

橋本大輝選手はコメントの落ち着きが別格というか、インタビューすると、むしろ僕に合わせて話してくださっているような感覚すら覚えるんです。

また、谷川兄弟を見ていると、航選手が自分のことより翔選手のことを気にかけているのが伝わってきて、兄弟での出場に強い思いがあるんだなと感じます。翔選手は会場を盛り上げるパフォーマンスをされたり、時には素直に涙を見せたり…とみなさんに愛されるキャラクター。チームを盛り上げる役割を担ってくれるんじゃないかなと期待しています。

また、全員が初の代表入りという女子選手には、新しい体操ニッポン女子を見せてくれることを楽しみにしています。今後、5人それぞれのキャラクターに注目していきたいですね。

――プレゼンターとしての意気込みをお願いします!

僕自身、体操に楽しさ、熱さをもらっているので、その熱を冷まさないよう、逆にもっと熱くできるようにみなさんに届けられたらと思います。修造さんと2人でどんな伝え方ができるのか楽しみです!

※番組情報:『世界体操リバプール 2022』
2022年11月放送、テレビ朝日系24局