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筧美和子、話題作で難役に次々チャレンジ。鈴木亮平との“激変”惨殺シーンは「圧倒されて興奮してました」

リアルバラエティ番組『テラスハウス』(フジテレビ系)に出演するや、愛くるしいルックスとグラマラスなプロポーションで人気を博した筧美和子さん。

グラビア雑誌、ファッション誌のモデルとして引っ張りだこになり、リポーターとしても活躍。女優としてもドラマ、映画に多数出演。転機となった映画『犬猿』(吉田恵輔監督)では、愛らしいルックスでチヤホヤされるものの、芽が出ないタレント・真子を体当たりで演じ、姉役の江上敬子さん(ニッチェ)と壮絶な取っ組み合いのシーンにも挑んだ。

近年ではドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)のドS看護師、刑務官の妹で惨殺されてしまうピアノ講師を演じた映画『孤狼の血 LEVEL2』(白石和彌監督)も話題に。11月26日(金)には映画『幕が下りたら会いましょう』(前田聖来監督)が公開される。

 

◆優しい鈴木亮平さんが本番で激変する姿に圧倒されて…

あるマンションに引っ越してきた年の差婚の新婚夫婦(田中圭&原田知世)が、住民会で行われた「交換殺人ゲーム」がきっかけで、次々と起きる殺人事件に巻き込まれていく様を描いたドラマ『あなたの番です』に、筧さんは桜木るり役で出演。

桜木はマンションの住人の一人である医師・藤井淳史(片桐仁)が勤める大学附属病院の看護師であり、恋人関係という設定。ナースの衣装も良く似合う可愛いキャラかと思いきや、悪女キャラに。

-ナース姿が似合って可愛いなあと思っていたら驚きの展開で-

「そうですね。はじめは普通のナースでしたけど、『もしかしたら裏があるかもしれない』くらいのニュアンスでしか聞いてなかったんです。それが犯罪に関わっていたというのは、ドラマをつくっていくなかでできた話だったので、私もビックリして(笑)。

でも、あのときはとにかく思いっきりやるというのが自分のテーマだったので、すごくやり切ろうとしていた記憶があります」

-袴田吉彦さんを蹴り落とし、片桐仁さん演じる恋人の医師を怖い顔で脅し…、すごいキャラ変でしたが、周囲の方々の反応は?-

「友人からは成長を感じたみたいなことは言ってもらえました(笑)。いろんな人に見てもらえたのはすごく大きかったですね」

-作品ごとにキャラが違う役をいろいろやられていますね。『スマホを落としただけなのに』(中田秀夫監督)の小悪魔キャラも可愛かったです-

「ありがとうございます。本当はぜんぜん小悪魔キャラじゃないので、違うんですけどね(笑)」

-ホラー映画もよくご覧になるんですか-

「日本のホラーにはすごく興味があるんですけど、引きずってしまうので、たまに友だちと見るくらいです。でも、映画としては興味があります。ゾンビものはあまり考えずに見られるんですけど、日本のホラーはリアルすぎて怖いですよね」

-ホラー映画のヒロインの役が来たらどうします?-

「それはやります。怖いですけど(笑)」

-今年は映画『孤狼の地 LEVEL2』もありました。今回は、鈴木亮平さん演じる上林組組長が刑務所から戻ったことをきっかけに、保たれていた秩序が乱れはじめ、再び抗争が勃発。筧さんは刑務官の妹ということで、凄まじい殺され方でしたが、撮影はいかがでした?-

「私としてもあの作品はすごく衝撃的でした。殺されるシーンも残酷なんですけど、やっぱり映画って好きだなあって思える瞬間だったりして」

-鈴木亮平さんの迫力がスクリーンを通してもすごかったですが、現場ではいかがでした?-

「鈴木さんはすごく安心感がある方で、常にこっちに気を遣ってくれていたので、本番ギリギリまで鈴木さんなんですよ、優しくて。それなのに本番になったら、あの姿に…というのが、怖いというか、私は圧倒されて興奮していました。その変貌ぶりが『本当にすごい!』と思って」

-それを実際に体感できたというのは大きいですよね-

「そうですね。大きいと思います。今回の映画『幕が下りたら会いましょう』もそうですし、『孤狼の血 LEVEL2』 もそうなんですけど、監督を中心にみんなが同じ方を向いていて、みんなで一つの作品を作っている、そういう時間がすごく楽しいなあというのをここ最近あらためて感じています」

※映画『幕が下りたら会いましょう』
2021年11月26日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
監督:前田聖来
出演:松井玲奈 筧美和子 しゅはまはるみ 日高七海 袴田吉彦 ほか

◆仕事がストップしていた自粛期間中に映画のオファーが

今月26日(金)に公開される映画『幕が下りたら会いましょう』で筧さんが演じているのは、実家の美容室を手伝いつつ、鳴かず飛ばずの劇団を主宰している麻奈美(松井玲奈)の妹・尚。

姉と妹、お互いにわだかまりを抱えたまま、実家を出て東京で働くことになる尚だったが、突然亡くなってしまう。亡くなる直前、尚からの着信があったにもかかわらず電話に出なかった麻奈美は複雑な思いを抱えて…、という展開。

-この映画のお話がきたときは?-

「ちょうどコロナの自粛期間中で、仕事もストップして家にいることが多いときにオファーをいただいて、自然と松井玲奈さんと前田監督とご一緒できるというのもすごく楽しみだなと思いました。

それと脚本を読んでみて、なかなか言葉にするのは難しいんですけど、ジワーッと映画をみたあとに引きずってしまうというか、考え続ける映画だなと。脚本を読んだ後にそういう何か心に残る感じがあって、すごく興味が湧いたという感じでした」

-ラストのほうで尚の複雑な生い立ちも明らかになります。せつないですね-

「そうですね。ちょっとつらい役だったので、常に尚の思いとか、そういうものを監督と話し合いつつ、余計なことはしないけど、尚がどういう人だったかとか、思いがにじみ出ていたら良いなあと。そう思いながらやっていました」

-お姉さんも引きずりますよね。尚から死ぬ直前に着信履歴があったということで-

「残された人間はそうですよね。何が言いたくて電話してきたのか、永遠にわからないわけなので」

-松井玲奈さんとの共演はいかがでした?-

「松井玲奈さんと共演させていただくのは初めてだったんですけど、松井さんが主演でお姉さんだと聞いてすごくうれしかったです。いろんな作品を拝見していて、とても多才で聡明な方だという印象だったので、ご一緒できるのが楽しみでした。

もっと一緒にいろんなシーンをやりたかったなあと個人的には思いましたけど、その短い時間でも、松井さんから感じ取って尚が形成されていくみたいな感覚がすごくありました。

そんなに言葉でいろいろ語ったりすることはないんですけど、松井さんは麻奈美そのもので存在されていたので、姉妹関係を築きやすかったというか、松井さんのおかげで姉妹として何か通じ合えるところはあったんじゃないかなと私は勝手に思っています(笑)」

-撮影はスムーズに進みました?-

「監督がこだわるところはすごくこだわってくれていたので、そういうところには時間を惜しまずに、しっかりと向き合って撮っていました。

なので、すごく時間がかかる日もありましたけど、それをちゃんと良しとするチームだったので、監督を中心に、そういう大事な部分をないがしろにせずにやっていました。だからこそ作品にもそういう思いがにじみ出ていたと思います」

-印象に残っていることは?-

「本読みのときに監督が、『尚がかわいそうな人に見えてほしくない』と言ったんです。尚は若くして亡くなってしまいますけど、それぞれの思いというのは単純じゃなく、そこを丁寧に描こうとしている監督の思いにも共感し、より一層尚の心の動きを大切にしたいと思って演じました」

-完成した映画をご覧になっていかがでした?-

「もちろん内容は知っているんですけど、グッときました。素朴だけど多面的で、多くの人にそれぞれの感じ方で楽しんでいただきたいと思います」

-かなり多忙な毎日だと思いますが、一番リラックスできるときは?-

「最近編み物をはじめたんです。結構手を動かすのが好きで、今までもイラストを書いたり、アクセサリーを作ったりしていたんですね。コロコロ変わるんですけど(笑)。編み物をやって手を動かしている時間は、無心になれるから好きです」

-今後はどのように?-

「すごくアバウトかもしれないんですけど、どんどん自分の固定観念みたいなものを崩していって、いろんな役とか作品に挑戦したいですし、お芝居だけじゃなく、いろんな面で自分をアップデートさせていきたいと思っています」

一つひとつの質問に対して真摯に答えようとする姿がすがすがしい。昨年からは新たにYouTubeをはじめ、今年1月には筧さんプロデュースの雑誌『ZINE』も発売。文章を書いたり、得意のイラストも披露。これからもいろいろなことにチャレンジしていきたいと目を輝かせる。今後の活躍も楽しみ。(津島令子)

ヘアメイク:白水真佑子
スタイリスト:小松千鶴

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