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島耕作が“雑学博士”になりクイズ出題!声優・神谷浩史「やるからには全力で」

フリーアナウンサー・高島彩とベテラン俳優・石坂浩二がMCとして初タッグを組み、紅組と白組のキャプテンとしてチーム対抗戦を繰り広げる雑学クイズ特番『紅白雑学総研』(テレビ朝日系)が、7月23日(日)に放送される。

そして、この雑学クイズ特番で、クイズを出題する人気漫画キャラクター・島耕作の声を人気声優の神谷浩史が担当することが明らかになった。

今回、弘兼憲史氏原作の人気漫画キャラクター・島耕作をアニメ化し、新たに「雑学博士」の肩書を与えてクイズを出題するという奇想天外なアフレコに挑むのは、20年を超えるキャリアと『声優アワード』殿堂入りという絶大な人気を誇るトップ声優・神谷浩史

現在、神谷は、テレビ朝日で放送中のスーパー戦隊シリーズ『宇宙戦隊キュウレンジャー』(毎週日曜/午前7:30〜)でキュウレンジャーたちを率いる司令官役 ショウ・ロンポーのキャラクターボイスを演じ、またテレビ朝日が誇る長寿アニメ番組『クレヨンしんちゃん』(毎週金曜/午後7:30〜)では昨年、名物キャラのぶりぶりざえもんの2代目声優に就任するなど、印象的な役柄を担い幅広く活躍している。

©テレビ朝日

そして今回、課長時代の島耕作を演じることになった神谷は、“クイズ番組内でアニメ化された島耕作が雑学博士としてクイズを出題する”という多重構造の企画に、最初は「意味が分からなかった(笑)」と率直な第一印象を苦笑いで告白。

収録に際し、普通のアニメ作品とは違うプロセスに戸惑いを隠せない様子だったが、「島耕作シリーズといえば、講談社『モーニング』の看板作品ですから、その声を任せていただけるというのは非常にありがたいこと。やるからには全力で」という意気込みのもと出題アフレコを完遂した。

「雑学博士」の肩書を冠した島の口ぐせは「なんだって!?」。アニメでは出題ごとに、さまざまなシチュエーションでの「なんだって!?」が披露される。 神谷は「テンションの似た場面もいくつかあり、どう演じたものか悩むところもありました」と苦労をにじませた。

 

◆神谷浩史 コメント全文

そして、この日の放送で島耕作の声を担当した神谷浩史は、以下のような感想を述べている。

©テレビ朝日

(以下、神谷浩史コメント)

最初にお話を聞いたときは、意味が分からなかったです(笑)。まず、島耕作さんというと、僕の中ではしっかりした年上のサラリーマンという印象だったので、なぜ自分に?という思いが浮かびました。でも、考えてみれば課長時代の島さんの年齢を僕はとっくに超えているので、年齢的にはいいのかと納得。次に、島さんが雑学を言うという不思議なシチュエーションですが、これがまったく想像できませんでした(笑)。とはいえ、島耕作シリーズといえば、講談社『モーニング』の看板作品ですから、その声を任せていただけるというのは非常にありがたいこと。やるからには全力で挑むという思いで収録に臨みました。

弘兼先生の絵が動いている映像は、すごく新鮮でした。そのビジュアルと、先に収録された他の方の声をガイドにしつつ、島さんのしっかり者というイメージに加えて、女性にすごくモテる優男という面も表現できるよう、ニュアンスの軟らかさや、穏やかな感情の振幅を意識して演じました。今回は雑学を言うという限定されたシチュエーションではありましたが、島耕作を取り巻く様々な女性たち、そして娘や同僚など、相手によって多少雰囲気を変えられたらと思い収録に臨みました。

口ぐせの「なんだって!?」は面白かったですね。テンションの似た場面もいくつかあり、どう演じたものか悩むところもありましたが、そこは収録スタッフとの駆け引きで、何カ所かその場の気分に任せて言ってみた「なんだって!?」でオッケーをもらったところもありました。

クイズ番組は、子どもの頃から好きなジャンルの一つです。番組の途中からでも参加できますし、翌日、誰かに話したくなったり、会話の糸口にしたりすることができますよね。 今回、僕が読んだ問題は、意外なものから「ああそうなんだ」と確認できるものまで、幅広く出題されています。まったく分からなくてお手上げというものはないと思うし、答えは知っていたけど理由はこうだったんだとか、知っているつもりの問題からかけ離れた答えが出てきたりするので、出題していてもとても楽しかったです。

島耕作が雑学を出題…というのは、最初は皆さんも僕と同じように戸惑うと思うんです(笑)。どういうつもりなんだろう?と。でも、すぐ慣れます!(笑)見ているうちにきっと、「島耕作といえば雑学博士だよね!」と思ってもらえる作りになっています。ぜひクイズと一緒にお楽しみください。

※番組情報:『紅白雑学総研
2017年7月23日(日)午後6:57~午後8:54、テレビ朝日系24局