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斎藤工×秋元康、前代未聞の衝撃作が誕生!足掛け3年で実現「皆さんに必要とされるドラマに」

斎藤工と秋元康がタッグを組む金曜ナイトドラマ『漂着者』が、2021年7月より放送される。

先行きが不透明なこのご時世に、ヒットメーカー・秋元がその才能のすべてを注ぎ込んだ問題作が誕生!

主演・斎藤工が演じる正体不明の“漂着者”がこの夏、日本を狂信の渦に巻き込む。

◆秋元康が天才性と狂気で生み出した新感覚ドラマが誕生!

とある地方の海岸に全裸のイケメン男性が漂着したところから始まるこの物語。

偶然この男を発見した女子高生たちが軽い気持ちでSNSに動画を投稿したことで、「#イケメン全裸漂着者」というワードがトレンド入りするほどバズり、男は一躍“時の人”に…。

また、発見時につぶやいた言葉から「ヘミングウェイ」と呼ばれ注目を浴びるなど、人気も急上昇!

さらに、記憶がなく、自分が何者かもわからないこの男が、世間を騒がせている事件を解決に導く予言めいた力を発揮したことで、次第に人々から崇められる存在になっていく。

主人公は正体不明! まさに前代未聞の幕開けを迎える本作の企画・原作を担当するのは、常識を覆す話題作を止まることなく世に送り出し続ける稀代のヒットメーカー・秋元康。

本作は、SNSが情報を席巻するこの時代において、まつり上げられるのも一瞬、叩き落されるのも一瞬という現代社会の恐怖、そして正体不明の男がまるで“教祖”のように人々を狂信させていくさまを描く、秋元がその天才性と狂気をふんだんに発揮して生み出した禁断の衝撃作だ。

誰もが体験したことのない、まさに“新感覚”というにふさわしいドラマが誕生する。

◆謎が謎を呼ぶジャンル分け不可能な衝撃作が開幕!

少女の失踪、猟奇的な殺人など、ヘミングウェイの周りで連続する不可解な事件。記憶がなく、身元不明の彼だが、まるで事件を見通しているかのような神がかった能力で人々を狂信の渦に巻き込んでいく。

一体ヘミングウェイは何者なのか、そして連続する事件の真相とは?

世間の人々は記憶を失い、自分の年齢も名前さえもわからない男を「ヘミングウェイ」と名付け、崇拝したり、期待したり、ときに失望したり…。

そんな人々の熱狂をよそに、ヘミングウェイ自身は終始一貫してフラット、正体不明のいわば“ブラックボックス”のままだというのに、人々は勝手に彼の言葉尻を捉え、表情をうかがい、その正体を推測。一方的に一喜一憂し、狂乱していくことになる。

◆謎の漂着者・斎藤工が見る者を翻弄!

記憶もなく、自分の名前すらわからない…そんな正体不明の漂着者で、のちに人々から崇められることになるほどの求心力をもつ謎の男・ヘミングウェイを演じるのは、多数の作品で唯一無二の存在感を発揮するほか、映画監督としても活躍する斎藤工。

映画『昼顔』や、公開を控える『シン・ウルトラマン』『孤狼の血 LEVEL2』をはじめ、ドラマ『BG~身辺警護人~』や秋元が手掛けた話題作『共演NG』など、作品ごとにまったく違う顔を見せる名優・斎藤が、テレビ朝日の連続ドラマ初主演となる本作でまた新たな人物像に息を吹き込むことに。

世間を騒がせている事件を次々と解決に導くヘミングウェイは予言者? それとも実は事件に関わる怪しい人物?

スクープを狙う女性新聞記者や、彼が事件に関与しているに違いないと疑う刑事らがヘミングウェイの素性を探るなか、さらに不可解な事件が次々と発生!

一体、ヘミングウェイはどこから来たのか? その答えはドラマのどこかで明かされる。

◆斎藤工 コメント

――秋元康さん企画・原作の作品に出演されるのは2度目だと思いますが、本作に出演が決まった際のお気持ちをお聞かせください。

実はかなり前にこのお話をいただいていたんですが、まず、「なぜ僕なんだろう…」と思いました。でもその後、今、このタイミングで作品自体も“漂着する”ことになり、すべての点が線になって繋がったような不思議な体験をしています。

『共演NG』のときにも、「秋元さんはどこまで先が見えている方なんだろう」と感じていたんですが、エンターテインメントを通じてみんなが思っていたことを表現してくださいますよね。

サブスクリプションが主体となってきている時代に、民放のドラマはどうあるべきかを示唆する作品だったなと思います。

この『漂着者』は、演じる僕自身が確固たる答えをもつというよりは、演じながら秋元さんのビジョンにたどり着いて行く、そんな作品になっていくんだと思います。

――台本を読んだ感想をお聞かせください。

僕は映画が好きなので、年齢の割にはいろいろな作品を見てきた方だと思うんですが、このドラマは何とも似つかない、かといってすごく奇をてらっているわけでもない。そして、新しいけれど懐かしい…という、すごく不思議な気持ちになりました。

今のこのご時世において、僕らは何かを断言してくれる人を求めているんじゃないかなと思います。そういう僕らが必要としている存在の象徴、一つの概念として、ヘミングウェイの姿を描いているドラマなんじゃないかなと思いました。

――正体不明のヘミングウェイを演じるにあたり、準備していることや参考にしている人やものがあれば教えてください。

実際に僕の周りにも記憶の一部を失っている方がいらっしゃるんです。その方を見ていて、僕自身、何かを失ったときに、別の能力が倍増してリカバリーするという、人間がもともと持ち合わせている英知を超えた能力というのは、実際にあると思っています。

厳密にいうと、この方がモデルというわけではないんですが、これまで見てきた作品の主人公も含めていろいろなものを参考にさせていただきました。

ヘミングウェイは地上に降り立った人なのか、もしくは天界の人なのか…。地面から数センチ浮いているような価値観をもっているんだと思います。

僕が思っている概念と、秋元さんが僕を選んでくださった事実に身を投じて、ヘミングウェイになっていけたらいいなと思います。

――もし、ヘミングウェイのような人物が現れたら…?

僕らは今、人前に立って発言する職業の人たちの言葉の意味、本質みたいなものを吟味していると思うんです。人前に立つ公の人を、より厳しく見ている時期で、言葉の奥にある本質に目を凝らし、耳を澄ましている。一国民として僕自身も正直、純度が保たれた言葉がなかなか見当たらないな…と少し感じています。

そういう意味でも、ヘミングウェイはそういう純度を保った言葉を残す、僕らが求めている人物なのかなと思います。

――撮影に向けての意気込みと、視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。

このドラマは足掛け3年で実現することになったんですが、いま振り返ってみると「この時間は必要なものだったんだな」と思います。

2021年、皆さんに必要とされるドラマになっていく、そんな必然性を感じています。秋元さんが見ていらっしゃる“今”と“未来”を提示し、さらに僕自身が“見たいもの”を作っていきたいと思います。

◆秋元康 コメント

毎日のように、テレビや新聞や雑誌で取り上げられている話題の人物が、もしも身許を偽ったとしても、今のネット時代、すぐに「あいつは、〇〇だ」と特定されるでしょう。

では、もしも、どれだけマスコミが調べても、どこの誰なのかまったくわからない正体不明の人物が現れたとしたら? しかも、その人物が「過去のことをまったく思い出せない」と言い張る記憶喪失のイケメンだとしたら? そして、それが意味ありげに微笑む斎藤工だとしたら? 彼はどこからやって来たのでしょうか。何のために?

そんなストーリーの続きを観たくなる“クリフハンガー”満載のドラマを企画しました。

※番組情報:金曜ナイトドラマ『漂着者』
2021年7月スタート!毎週金曜よる11:15~深夜0:15、テレビ朝日系24局 (一部地域で放送時間が異なります)

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