テレ朝POST

次のエンタメを先回りするメディア
menu

木梨憲武、歌で“イッテンヨン”に参戦!オカダとMV撮影で初共演「見事な対応力に感心しました」

2021年1月4日(月)・5日(火)、東京ドームで開催される『バルサン Presents WRESTLE KINGDOM 15 in 東京ドーム』

毎年恒例、「イッテンヨン」の通称で日本はもちろん海外ファンにも支持され続けている、新日本プロレス“年間最大”のビッグイベント。同大会のテーマソングをとんねるず・木梨憲武が、手がけることが決定した

さらに、テレビ朝日系『ワールドプロレスリング』12月・1月度のファイティングミュージックでも採用。そしてこのほど、木梨憲武がオカダ・カズチカとミュージックビデオ(MV)の撮影に挑んだ

◆宇崎竜童による伝説の名曲をカバー

最近では画家として、そして歌手として八面六臂の活躍を続ける木梨。今回、木梨が大会テーマソングに選んだのは、宇崎竜童による伝説の名曲『生きてるうちが花なんだぜ』をロックテイストにアレンジしたカバー曲。シンプルな歌詞に“魂”の問いかけが詰め込まれたファンキーな楽曲だ。

コロナ禍でも元気や勇気、あきらめない姿をリングから発信しつづけている新日本プロレスと、常にポジティブに楽しむことの大切さを伝え続ける木梨ががっちりタッグを組み、2021年の幕開けにポジティブなメッセージを届けていく。

◆憲武×オカダ・カズチカ初共演!

また木梨は、“特別プロモーター”=ドン・キナシとして大会を盛り上げることも決定。

今回、『生きてるうちが花なんだぜ』“新日本プロレスとのコラボバージョン”のMV撮影で、木梨は新日本プロレスを代表するレスラー、オカダ・カズチカと初共演。

収録当日、特別プロモーター ドン・キナシのキャラクターになりきり、グレーの髪を逆立てたファンキーなヘアスタイルでリングに登場した木梨は、アクリル板ごしにオカダと対面しながら、『生きてるうちが花なんだぜ』をパワフルに熱唱。撮影ではなんと、オカダに渾身のローキックを浴びせる演出も

対するオカダは、木梨の熱唱を聴きながらレスラーとして気持ちを奮い立たせる瞬間を熱演。また、歌に乗せて腕立て伏せやスクワット、ベンチプレスに励むシーンにも挑んだ。

木梨はもともと宇崎のオリジナルを聴いてこの楽曲にほれこみ、11月29日(日)にリリースされたデジタルEP『木梨ミュージック コネクション 2』のなかの1曲としてレコーディング。その矢先に新日本プロレスから大会テーマソングのオファーを受け、「新日本プロレスのみなさんが戦う映像を流しながら、試しにこの歌をかけてみたら、“うわっ! もうこれしかない!!”と思うぐらいピッタリだったんです!」と奇跡のマッチングを告白。「すべてのタイミングがひとつになった瞬間を感じられて…本当に光栄です」とコラボ実現を喜んでいた。

そんな木梨との共演に、オカダは「子どものころからテレビで見てきた木梨さんとはじめての共演だったので、とても緊張して…。最初はすごく汗をかいたのですが、木梨さんがやさしく接してくださって和ませていただきました」と大感激。

オカダはまた、木梨のパワフルな熱唱を目の当たりにして圧倒されたことも明かし、「パワフルなドン・キナシさんにすべて持っていかれちゃわないように、僕たちプロレスラーはしっかり戦いたい。そしてこういうときだからこそ、みなさんに2021年もがんばろうと思ってもらえるような戦いをしたい」と、大会に向けて決意を新たにしていた。

◆木梨憲武(とんねるず)コメント(全文)

――新日本プロレスからコラボオファーを受けたときのお気持ちを教えてください!

このテーマソング『生きてるうちが花なんだぜ』は、宇崎竜童さんが2003年に発表された曲。多くのアーティストがカバーしているのですが、ワタシは知らなかったんです。

でもこの歌をはじめて聴いたとき、とても衝撃を受けて…。すぐに宇崎さんに「ワタシも歌っていいですか?」ってお願いして、「いいよ!」と返事をもらって歌ったのがはじまりです。

そして今回、テーマソングのお話をいただいたとき、「これだ!」と思って、試しに新日本プロレスのみなさんが戦う映像を流しながら、この歌をかけてみたら、「うわっ! もうこれしかない!!」と思うぐらいピッタリで、その場にいたスタッフ全員の意見が一致。すぐに宇崎竜童さんと、レコーディングに参加してくれた佐藤浩市さんに連絡したところ、一緒になって喜んでくださって、すべてのタイミングがひとつになった瞬間を感じられて…本当に光栄です!

――MVではオカダ・カズチカ選手と初共演されましたが、撮影での印象は?

あんなにカッコいいのに、ワタシみたいなおじさんにもやさしくしてくれて感激しました! 一緒に歌ってくれたり、演技にも挑んでくれて…見事な対応力に感心しました。

今回はリング上で撮影しましたが、リングに上がったのは、記憶がないほど久しぶりで…生まれてはじめて“ロープワーク”に挑戦しました。ワタシもちょっと戦ってみたくなりました(笑)。

――“ドン・キナシ”のヘアスタイル&衣装のインパクトが、ものスゴイのですが…?

これ、自分でも気に入ってます(笑)。今までアフロやドレッドなどいろいろなヘアスタイルを試してきましたが、2021年はこのドン・キナシのスタイルでいろいろな歌を歌ってみたいですね。

ドン・キナシはプレイヤー兼プロモーターですから、最終的には新日本プロレスのスタッフさんと一緒にマッチングを決める立場になりたいです(笑)。

――「イッテンヨン」に向けて、ファンや視聴者のみなさんにメッセージをお願いします!

新年4日、5日、ワクワクしています。本当にいいお正月を迎えられそうで、うれしくて仕方がないです。

多くのみなさんはステイホーム中心のお正月だと思いますがみんなで盛り上がっていきたいと思います。みなさん、1月4日、5日は新日本プロレスでお願いします!

◆オカダ・カズチカ(新日本プロレス)コメント(全文)

――木梨憲武さんとMV撮影で初共演をはたした感想は?

MVへの出演経験は過去にもあるのですが、こんなにガッツリ出たことはなく、ほぼはじめての体験でした。

しかも、子どものころからテレビで見てきた木梨さんとはじめての共演だったので、とても緊張して…。最初はすごく汗をかいたのですが、木梨さんがやさしく接してくださって、最後は「こんなに緊張しなくていいのかな?」と思うぐらい和ませていただきました。とても楽しい撮影でした。

演出の一環で、一曲流れる間、腕立て伏せやスクワット、ベンチプレスをずーっと続ける…という撮影があったのですが、けっこうキツかったです。いい練習になりました(笑)。

――今回の木梨さんとのコラボのお話を聞いたとき、率直な感想は?

木梨さんにプロレスのイメージがあまりなかったので、逆にすごくおもしろいコラボだなと思いましたし、木梨さんにプロレスのパワーを見てもらいたいなと思いました。

MVで一緒にお仕事させていただいて、もっともっと木梨さんにプロレスを知ってもらいたい、という思いが強くなりました。

――アクリル板ごしに木梨さんの『生きてるうちが花なんだぜ』熱唱を聴いて、いかがでしたか?

アクリル板越しだからこそ、テレビのなかの木梨さんを見ているような感じで、ちょっと不思議な感覚でした。

木梨さんの歌声は本当に素晴らしかったです。僕たちレスラーはやっぱりリングの上にいるときこそ、生きているなと感じることができるんですが、まさに“リングにいるときこそ花なんだな”と感じて、本当にピッタリなテーマソングだと思いました。

そして、木梨さんと一緒に仕事ができるところまで新日本プロレスも来ることができたんだな…と、感慨深かったです。

――「イッテンヨン」に向けてファンのみなさんにメッセージをお願いします!

パワフルなドン・キナシさんにすべて持っていかれちゃうかもしれないので(笑)、「ドン・キナシさんがいちばんよかったね」ということにならないよう、僕たちプロレスラーはしっかり戦いたい。

そしてこういうときだからこそ、みなさんに2021年もがんばろうと思ってもらえるような戦いを見せたいと思っています。