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足元から源泉が湧く混浴の大浴場。国の有形文化財にも登録【秘湯ロマン“げんせん”紹介】

観ているだけで温泉気分に浸ることができ、目や耳、心まで癒される長寿温泉番組『秘湯ロマン』(隔週日曜、テレビ朝日・関東地区にて深夜3時から放送中)。

動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では、同番組の厳選回が配信されています。

本記事では、「TELASA」ほかで配信されている厳選回の中から、「群馬県 法師温泉、宝川温泉を巡る旅」(2019年1月放送)の一部を紹介。(※記事内の情報は、番組が放送された当時のものに沿っています)

新型コロナウイルス感染拡大による長い自粛期間により、温泉のみならずなかなか旅行に出かけにくい期間が続いてきました。

ゆっくり温泉に入りたいという人が少なくないと思いますが、まずは動画で温泉の気分を味わってみては?

◆湖を一望!絶景の露天風呂

“旅人”の吉山りささんが訪れたのは、上越新幹線の上毛高原駅。

ここから路線バスでおよそ30分走ると、ダム建設によって出来た赤谷湖が見えてきます。その湖畔に湧くのが、開湯およそ400年の“猿ヶ京温泉”です。

日帰り温泉施設「まんてん星の湯」へ。

吉山さん、思わず「絶景だぁ!」と大喜び。ここには、湖を一望する露天風呂があります。

すべてのお風呂が、源泉かけ流し。

浅めの湯船で、寝ながらゆっくりと温まることもできました。

 

◆国の有形文化財にも登録。混浴の大浴場

猿ヶ京温泉から、町営の路線バスに乗って西へ。

着いたのは、山間に建つ一軒宿、法師温泉「長寿館」です。

木造2階建て・切妻造りの本館は、建てられたのはじつに140年以上前の明治8年。国の登録有形文化財です。

こちらは、本館の玄関脇にある囲炉裏の間。1年を通して火が焚かれ、鉄瓶で沸かしたお茶を飲みながら語らう場となっています。

昭和15年に建てられた別館も、国の登録有形文化財。客室からは、本館と敷地の中を流れる法師川を見下ろせます。

渡り廊下の先に、さらにもうひとつの有形文化財が待っていました。築120年以上の歴史を持つ「法師の湯」です。

脱衣所の入り口は男女別々ですが、中に入ると浴室はひとつ。こちらは、混浴の内湯なんです。

以前は男女わかれていましたが、広々とした空間でお湯を楽しんでもらいたいと、60年ほど前に仕切りを取り払ったそうです。

4つに仕切られた湯船、足元から泡が上がってきますが…。

法師温泉は、浴槽の下から直接源泉が湧き出す、全国でも珍しい“足元湧出泉”。

湧き出してから一度も空気にふれない、新鮮なお湯を楽しむことができました。

 

◆露天風呂の石は…

そして、新しいお風呂もあります。およそ20年前につくられた「玉城乃湯」です。

総檜の贅沢な造りで、解放感も抜群。

外には、大きな石が並ぶ庭園風の露天風呂が用意されています。

ここの石は、先代のご主人が趣味で集めたという貴重なもの。お客さんに楽しんでもらいたいと、その石を使って露天風呂をつくったそうです。

もうひとつの内湯「長寿乃湯」も楽しんで、たっぷり温まりました。

※配信情報:『秘湯ロマン』
厳選39エピソードを「TELASA(テラサ)」「テレ朝動画」ほかで配信中!
TELASA
テレ朝動画

※本記事で紹介した「群馬県 法師温泉、宝川温泉を巡る旅」の動画はこちら

※記事内で紹介された宿や施設の情報は、『秘湯ロマン』公式HPからご確認ください。
(コロナウイルス感染拡大に伴う休業や営業時間の変更等については、宿・施設へお問い合わせください)

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