米倉涼子、『ドクターY』に出演決定!メンバーとの再会で「『ドクターX』もやりたいねー」
勝村政信演じる加地秀樹を主人公に据えた、『ドクターX~外科医・大門未知子~』のスピンオフドラマシリーズ『ドクターY~外科医・加地秀樹~』。
今秋放送の第5弾に、大門未知子役の米倉涼子と神原晶役の岸部一徳の出演が決定した。
“腹腔鏡の魔術師”と呼ばれるほど腕は確かなのに、残念ながら金にはどこまでも汚い外科医・加地秀樹の活躍を描く本作も、今回で5回目の放送。プライム帯での2時間スペシャルとなる今作では、東帝大学病院を追われた加地が、私立の名門・成鏡大学病院に客員准教授として招かれる。
そこで、バスケットボール界の若きスーパースター・大根類の手術をサポートするために呼ばれた、フリーランスの麻酔科医・城之内博美(内田有紀)と再会。大根の手術には参加させてもらえず腐る加地だったが、もうひとりのVIP患者である日本スポーツ連合会長の尾蔵大介に取り入り、なんとか東帝大復帰への足がかりを作ろうと画策する。
◆米倉「このメンバーはものすごい安心感なんです」
今作ではなぜか頻繁に「神原名医紹介所」に出入りしている加地。成鏡大学病院での出来事を愚痴混じりに未知子や晶に打ち明けては、そのふたりの会話のなかのふとした発言から治療に関するヒントを得るなど、これまでにないほど未知子と晶が『ドクターY』で大きな役割を担うことに。
相変わらず奔放で手術オタクだけれど抜群に優秀な外科医である未知子と、ひょうひょうとしながらも常に頼れる存在である晶。そんなふたりに内田演じる博美も加わり、加地と繰り広げる丁々発止のやり取りは、まさに『ドクターY』『ドクターX』シリーズの面目躍如と言える。
シリーズではおなじみとも言える、「神原名医紹介所」での麻雀シーンは今回も健在。この日集合した米倉、勝村、内田、岸部は、久々の再会を喜びながら撮影を楽しんだ。
「久しぶりに会っても、“元気?”なんていう会話はすぐ終わっちゃって、すぐに他愛もない話になっちゃう。このメンバーはものすごい安心感なんです」と、長年ともに過ごしてきたキャスト・スタッフに全幅の信頼を寄せていることを明かす米倉。
「ある種の“一体感”みたいなものがあって、台本をもらったときから『あぁ、(この作品に)愛情があるんだな』って感じる」と、作品への変わらぬ思いを明かしてくれた。
そんな米倉だったが、「気がついたら『ドクターY』も5回目になって…そろそろ『ドクターX』が追い抜かされそう(笑)」と驚きつつ、ちょっぴり焦ったような様子も。
そして勝村、内田、岸部との会話が弾むなかで、思わず「『ドクターX』もやりたいねー」とうれしい本音が飛び出す場面も見られた。
◆米倉涼子(大門未知子・役) コメント(全文)
気がついたら『ドクターY』も5回目で、そろそろ『ドクターX』が追い抜かされそうになってますっ。
ここの現場に来ると、『ドクターX』だからとか『ドクターY』だから、という枠組みではないある種の“一体感”みたいなものがあって、台本をもらったときから「あぁ、(この作品に)愛情があるんだな」って感じるんです。
だから前回の『ドクターX』が終わってから、まだそんなに長い時間が経った気もしないし、すごく自然に、なんの違和感を覚えることなく今もここで未知子になっています。自分でもびっくりしちゃうんですけどね(笑)。
みんな(勝村政信、内田有紀、岸部一徳)に久しぶりに会っても、「元気にしてた?」なんていう会話は2、3語くらいで、すぐに他愛もない世間話が始まっちゃう。ものすごい安心感のなかで撮影させてもらっています。
でも安堵感だけじゃなくてちゃんと勉強もしてるんですよ(笑)。『ドクターY』は私の出演部分はコントのような部分も多いから、そこはしっかり気合い入れています!
あらためて、大好きな人たちが集まって作品を作っているんだな、と実感しています。
――ステイホーム期間中はどんな過ごし方をしていましたか?
うちのベランダでちょっとだけ家庭菜園をやりはじめて、そこでトマトとパプリカを育てて食べました! ハマった、というほどかどうかはわからないんですけど、“ベランダに命が宿った”っていう実感が生まれたんです(笑)。
ベランダでご飯食べたり、ハッピーアワーしたり、そんな楽しみ方をしていました。大変だけど今も毎日献立を考えています。
◆岸部一徳(神原晶・役) コメント
『ドクターY』ももう5回目ですか…。最初は『ドクターX』をやっている間に撮っていて、ちょっと出たりしていたのですが、いつの間にか配信だけのものから、2時間の作品にまでなって、なんだかとてもいい感じになっていますよね。
未知子と晶は『ドクターY』に出演するときはいつもよりは気楽な感じではありますけど(笑)、それでも未知子が出てきて、加地先生にちょっとしたヒントを与える、というのはご覧になる皆さんも楽しみなところなのではないでしょうか。全然出てこないのも寂しいものですからね、とてもいいバランスなんだと思います。
このメンバーとはしばらく会ってはいなかったんですけど、会うとすぐに元に戻っちゃうんですよね。そういう意味でも独特なドラマなんでしょうね、『ドクターX』は。だから今日も現場に来るのが楽しみでした。
医療の面はしっかり描かれつつ、笑えるところや泣けるところもある、と、いろんな側面から楽しめるのが『ドクターY』です。『ドクターX』のファンの方も、はじめて見る方も、ぜひ楽しんでください。
――ステイホーム期間中はどんな過ごし方をしていましたか?
せっかく時間があるので、毎日1時間から1時間半ほど散歩をしていました。通ったことのない、人の少ないような道を歩いてみると、今まではそんなに気にせずに歩いていた街並みも、新しい発見があったりするんですよね。意外と楽しい時間を過ごしていました。
◆勝村政信(加地秀樹・役) コメント
米倉涼子さん、岸部一徳さんと会うと、本当に家族に会ったような気持ちで安心しますね。今日は西田(敏行)さんや(鈴木)浩介はいませんけど、一緒にいるような気がしますし、「神原名医紹介所」でのシーンは、実家に帰ってきたような感覚ですね。
――ステイホーム期間中はどんな過ごし方をしていましたか?
散歩をするコースに大杉漣くんのお墓がありまして、こんなに墓参りすることはない、というくらい頻繁にお墓に行きましたね。
もう一つのドラマの現場は自分の実家のお墓に近くて…。そんなこともあって、今は「お墓参りの正しいやり方」や「墓石の掃除の仕方」にすごく興味があるんです。大人としてちゃんとそういうことを知りたいな、って思うきっかけになりました。
◆内田有紀(城之内博美・役) コメント
みんなに会うと、会っていない時間は一瞬にして埋まるんです。「いつものようにそこにいられる仲間」というのが、メンバー全員一致の意見ですね。
これだけ長くやっている作品は、チームワークも積み重ねてきたものがあるので、こうして一緒にできることはうれしいですし、仲間っていいなあって思います。
――ステイホーム期間中はどんな過ごし方をしていましたか?
皆さんと同じだと思うのですが、映画を見たり、本を読んだり…普段時間に追われているときにはできないことをしていました。一日を楽しむ、というのはどこにいてもできるタイプなので(笑)。
※番組情報:『ドクターY~外科医・加地秀樹~』
2020年秋放送予定、テレビ朝日系24局